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東北新幹線八戸駅からレンタカーで約1.5時間ほど。ここも松田教授の百名湯(光文社版、DVD版など)で紹介されている宿でしたので、9月に宿泊してきました。
(久安の湯)
玄関横の建物で、時間により男女交代。古びた木材を組んだ湯屋で、約5x6mくらいの湯船があり、湯底から直接、澄んだ源泉がポコ、、、ポコ、、、と沸き上がっていました。宿の方は「熱いので、、」と恐縮しておりました。最初はやや熱いかと思いますが、一旦はいってしまうと不思議にとろ~んとした感じになるようでした。温度調節のためかチョロチョロと加水していました。
(泉響の湯)
男女別。高天井を持つ湯屋に床が石(十和田石?)と久安の湯より一回り小さい木製の湯船があり、やはり湯底からお湯が沸き上がってきていました。
(部屋など)西館(新館)に宿泊。伝統ある古びたお部屋を想像していましたが、エレベーター付の今風のデザイナー旅館のようなあたらしいお部屋でした。朝食会場では、こんなに宿泊者がいたのかと思うほど(観光バス2台)、こぢんまりとしたひなびた湯宿というよりも、どちらかというと中~大型観光旅館といえるのかもしれません。
(久安の湯)(旧湯)
ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉。
44.6℃、pH6.95。(mg/Kg) Na 233.3、K 13.1、NH4 0.1、Mg 11.9、Ca 59.0、Mn 0.1、F 0.6、Cl 125.4、Br 0.3、I 0.1、SO4 340.3、HPO4 0.7、HCO3 238.9、メタケイ酸 174.3、メタホウ酸 24.6、メタアヒ酸 0.8、CO2 41.1、H2S 0.0。総計 1264 mg/Kg。
(泉響の湯)(新湯)
ナトリウムー硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉。
446.9℃、pH7.30。(mg/Kg) Na 281.3、K 15.4、NH4 0.1、Mg 13.9、Ca 64.4、Mn 0.2、F 0.7、Cl 143.8、Br 0.3、SO4 390.0、HPO4 0.8、HCO3 289.3、メタケイ酸 179.2、メタホウ酸 28.7、メタアヒ酸 0.7、CO2 36.8、H2S 0.0。総計 1446 mg/Kg。3人が参考にしています