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投稿日:2024年2月8日
十和田のご飯も美味しい泊まれる温泉銭湯… (天然温泉掛け流しの宿 ホテルポニー温泉)
きくりんさん [入浴日: 2022年10月25日 / 1泊]
55.0点
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55.0点
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55.0点
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33.0点
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44.0点
十和田のご飯も美味しい泊まれる温泉銭湯
十和田市郊外の国道102号線沿いに佇む、昭和52年(1977年)に開業した宿泊もできる温泉銭湯。ちなみに、温泉を始める前にドライブインでポニーを飼っていたことから、ポニー温泉と名付けたのだとか。平日に、一泊二食付で利用してみました。
宿泊者は、国道に面した正面入口を入った左側のフロントでチェックイン。お風呂だけなら、左横の銭湯入口へ。この日は、1階の角部屋のシングルルームに宿泊。窓から、国道や玄関を眺める景色です。
早速、浴衣に着替えて温泉へ。宿泊者用の入口からだと、奥に廊下を進んだ突き当たりを左折して、家族風呂が並ぶ廊下の先に銭湯と露天風呂があります。日帰り入浴は、現在銭湯は430円、露天風呂(内湯付)は700円ですが、宿泊者はもちろんどちらも入り放題です。
まずは、空いていそうな露天風呂へ。棚に籐籠が置かれた脱衣場には、ドライヤーも完備。木造りの浴室に入ると、右側に5人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、ナチュラル系のものです。
左側に4人サイズの石造り木枠内湯があり、うっすら黄褐色透明のアルカリ性単純温泉(源泉名: 十和田ポニー温泉)が、源泉かけ流しにされています。泉温40.2℃を加水・加温なしで、41℃弱位で供給。PH8.8で、肌がツルツルする浴感です。循環・消毒なし。湯口の湯を口に含むと、無臭で少甘味。朝9時から夕方5時までは「でんき風呂」になります。
続いて、外の露天風呂へ。7人サイズの岩風呂があり、湯温は40℃位。塀に窓が付いていて、田園風景と遠く山の景色。しばらく貸切状態でしたが、浴室は撮影禁止が残念。とはいえ、雄大な景色を眺めつつ、まったりできました。
夕食は食事処「さくら亭」へ。先付は、タコやサバ・モズク・きゅうり・蟹の酢の物、小鉢は木の芽味噌の茄子味噌。馬刺しはニンニク醤油で、生ビールがすすみます。バラ焼きは、カセットコンロで自分で焼くスタイル。甘辛いタレが食欲をそそり、生ビールを追加。茶碗蒸し、ご飯・蜆の味噌汁・香の物も。デザートはぶどうと林檎のコンポートで、お腹一杯になりました。
就寝前に、銭湯の方へ。男湯は、受付の左側です。棚に籐籠とコインレス鍵付きロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーあり。天井が高い浴室に入ると、手前と左側、奥に23人分のシャワー付きプッシュ式カランがある洗い場。アメニティはありません。
中央に2槽に分割されたタイル張り石枠内湯があり、いずれも源泉かけ流しです。左側の5人サイズの方は42℃位でジャグジー付き、右側の14人サイズの方は43℃強位。使用状況表示には、オール無しの源泉かけ流しと書かれているも、おそらく加温はありですね。
右手奥には、打たせ湯とラジウム岩盤浴もあります。女湯との仕切りの巨石配した壁を眺めつつ、まったり湯浴みができました。
朝食は、同じ食事処で和食のバイキング。林檎ジュースが、やっぱり美味い!ホッケ塩焼き・玉子焼・小松菜しらす和え・サラダ・長芋短冊・納豆・黒にんにく味噌をチョイス。自動ご飯盛器が面白く、お代わりしちゃいました。
部屋もきれいで、食事も美味しい。銭湯で温泉に浸かるだけでもいいですが、泊まってのんびりするのが正解のようです。
主な成分: ナトリウムイオン119.1mg、カルシウムイオン0.4mg、フッ化物イオン0.8mg、塩化物イオン116.2mg、臭化物イオン0.4mg、硫酸イオン9.2mg、リン酸水素イオン1.6mg、炭酸水素イオン34.8mg、炭酸イオン27.6mg、メタケイ酸186.4mg、メタホウ酸1.3mg、成分総計0.501g
※なお、平成21年の分析書だったので間もなく更新かも知れません。18人が参考にしています
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