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十津川から少し足を伸ばして湯の峰温泉を訪れました。
昨年末につぼ湯には入ったので、今回は「旅館あづまや」を立ち寄りで利用しました。
直前に電話で連絡してから訪れましたが、フロントの女性がにこやかに迎えて下さり、気分良くお風呂場へ向かいました。建物の古さが歴史を感じさせてくれました。
浴室の扉を開けると、高野槙の香りと硫黄臭が混じった独特の良い香りに包まれました。大きな四角い浴槽には、源泉温度が高い(92.5℃)ため加水されてはいますが、新鮮なお湯が掛け流されています。また、端の方に控えめにある小さな浴槽は源泉100%の「さまし湯」で、熱くて長湯はできませんが(おそらく44℃位?)、少し白濁してトロリとした浴感はとても気持ちの良いものでした。
木造の浴室全体が、凛とした雰囲気を持ち、それを貸し切りで使える贅沢さは満足感の高いものでした。内湯に比べると露天はありきたりですが、内湯だけでもう十分すぎるほどでした。
昨年宿泊した湯の峯荘といい、今回のあづまやといい、湯の峰温泉には本当に驚かされます。今回は十津川がメインでしたが、こちらまで足を伸ばして本当に良かったと思いました。2人が参考にしています