-
貸し切り風呂というのは二つある家族風呂のことですね。
掛け流しというのは落し風呂です。狭い家族風呂では確かにありがちな事だと思います。
現在、循環のハイテクシステムでは上から下から横からの湯の噴出ですし、当然、内部では濾過されるのでいったん捕まえた髪の毛などの不純物は湯船に出ない仕組みです。
源泉掛け流し風呂というのは、都会の銭湯や大ホテルの循環風呂とは違うのです。
あづまやさんの場合は(湯の峰の宿は全部そうですが)他の掛け流しによくある昔ながらの落し風呂です。
つまり、不純物は表面に浮いて湯船の端から流れ出るまではそこにあるわけです。
その上、熱い湯ですからなるだけ水を足さないようにするとなると、せいぜい二人用の湯船であればチョロチョロの掛け流しとなるでしょうね。
因みに、湯の花をきたないとさわぐ若いお客さんの多いのもまだあるようです。
残念ながらというか、これが掛け流しというのもです。
私達など混雑する正月やゴールデンウィークにはよく狭い家族風呂に逃げたり、系列の民宿の風呂に逃げることがあります。
家族でそろって出かける場合なので仕方ないということでしょうか。
こうした印象をもったまま宿やその温泉地を離れて行くのは本当に良くある事だと思います。
私個人としては、実は ウフフ なのです。
障子が破れているなどのお部屋は当然抗議すべし。
さくらというと上家の棟一階でしょうか、明治の建物でかなりのお古です。
その点ほんとうに気の毒でした。同情します。
料理についてですが、その旅館の身の長けにあう料理が一番良いと思っています。
鮎については、たしかに養殖です。時期的にもそうなのですが、養殖でも程度の良いものですよ。
温泉をうまく利用したこの地しかない料理であればこれ以上はありません。
日本中の旅館という旅館は京料理の雅を真似しますが京懐石は京都で頂くのがよろしいかといつも思っています。京都の老舗できちんと修行を積んだ料理人の料理ですから。
失礼。最近混むことが多くなって予約もままならないので。0人が参考にしています