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平日に休めの宿泊料金で泊まりました。 場所は、名所の「つぼ湯」や「公共浴場」、そしてバス停の真ん前です。
館内の浴場は源泉だけだそうで、熱めのしっとりした感じでした。 冬場は熱い湯をさます必要がないので、「さまし湯」以外の湯も加水はしないそうです。 源泉たっぷりなのは「自噴温泉」とわざわざうたうことのできる旅館の強みでしょうか…。 夜中もずっと入れるのがうれしいです。
料理は食前酒がみかん色の甘い温泉入りのドリンクから始まって、上品な味の手の込んだ料理がきれいな器に盛られて次々に出てきてビックリ。 内心、料金を間違えて伝わったんじゃないかと思いました。 でも料理のおいしい所はたくさんありますが、「温泉好き」としてはそこの温泉をすぺての料理に使っていると担当のおばさんから聞いて、一番得した気がしました。 朝食までも品数が多く、温泉湯豆腐と温泉粥もうれしいです。
担当してくれたおばさんの「和歌山弁」も、土地の風情をたのして、あたたかい雰囲気です。 旅館の人たちもみんなおっとりした感じです。 そういえば、美智子皇后や浩宮皇太子、紀宮さまの昔の写真が懐かしく掲げてあり、なるほど…と思いました。
難点を一つ、 安い料金で泊まりましたので、あまり言えませんが、私たちが泊まったのは新館の部屋で、川に面して、眺めは一番でしたが、隣の部屋の大声は伝わりました。 ただ、他の旅館、民宿も皆、古い造りですので、似たようなものかもしれません。 それに、古い外観だから、この「あづまや」にしたのも理由の一つでしたので…。
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