-
「nifty温泉」のクチコミをいつも拝見させて頂いている中で、最近は、あくまで私見ですが「コンサルか何かのアドバイスにそんな事やれってのがあるの?みたいな魅惑的なクチコミの連続や、そらぁ、けしからん、ここに打つより、消費者センターにチンコロしたれ、あなたに非が無いのなら」みたいな、お気の毒チックのクチコミは、さておいて「本物の源泉掛け流しの温泉」の様な、良質なクチコミをじっくりと、楽しく、有難く、湯巡りの参考にさせて頂いておりますが、その中で「行ってみたいなぁ」と思っている施設が幾つかありまして、その中のひとつに、ようやく行くことが出来ました。
場所は、紀伊半島の中腹になりますでしょうか、田辺市本宮町、京都からR24からR168、十津川村を抜けて行きました、夜の内に移動しましたが4時間弱掛かりました、日中だともう少し掛かるのではと思います、他の方のクチコミをチェックいたしまして「是非一番札を」と思い、朝5時に着いて、暫く待機しておりました。5時半くらいに管理人さんがお見えになり「準備するからもう少し待ってネ」と声を掛けてくださり無事「一番札」での入浴でしたが、別に後ろで誰かが並んでる訳でもありませんでした。入浴料は、30分交替制で、公衆浴場入浴込みで「大人750円」です。30分は、中に入ってから出るまでの、30分ですので、利用の際は、脱着し易い、服装をお勧め致します。
さて風呂場の方ですが、「つぼ湯」のつぼって、どこぞにある「換水率がすこぶる悪いらしい」怖い「壷」湯ではなく、お風呂場が、ひと「坪」くらいの「つぼ」って事でしょうか、中に進み段を降りますと、脱衣所と浴室が一緒になっており、待望の湯船があり、「こっこれが、つぼ湯かぁ」と感慨に耽る暇は無く、早速浸かろうと、掛け湯をした時の事、「熱っ!」、確か入る前に、管理人さんに「48度以上出てるから、水で埋めてね」って仰ってたのを忘れてました、泣く泣く水で薄めて、浸かりました、1日7回色が変わるそうなのですが、私が入った時は、白濁に青が入った様な色をしていた気がしました、しっとりと硫黄が香る極上温泉、なるべく水を入れないで楽しもうと試みましたが、下から、熱い温泉が上がって来ますので「ちょっと無理」でした、そうこうしてる内に、あっと言う間に「25分経過」「この時計早いのと違うか?」と、惜しみながら上がりました。
この温泉の歴史は、1千5百年とも、1千3百年とも言われてるらしく、もし伝説とされている「小栗判官」さんが、クチコミを入れたなら、間違いなく5つ星を付けただろうし「世界遺産」として後世に受け継がれ続けて、千年後にクチコミを入れるであろう、温泉好きにも、深い感動を与える温泉であってほしいと感じました。
多少弾丸気味の和歌山ツアー、上々のスタートを切れたと思います、とりあえず、併設の公衆浴場「薬湯」を楽しんで、紀伊勝浦方面に流れて見ようと思います。2人が参考にしています