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宝塚と一口に言うと、山の手や私鉄沿線のイメージが強いけど、わたしは実際に宝塚市内をいろいろ訪れてみて、人づてやテレビで想像していた宝塚のイメージがいかに矮小だったかと思いました。
尼崎の視点(笑)から見れば山裾の町のイメージの宝塚は、背後の山地と田園の広さからすれば町の表情のごく一部でしかありませんでした。宝塚市の中心街が発展したのは箕面温泉で有名な箕面市よりも後だったそうです。中心街のパチンコ等の派手なネオンから少し遠い中山・山本(この温泉が建つ一帯)は、昔は植木畑や果樹園が盛んだったと詳しい人から教わりました。皆に住みたい町と思われるのは、いろいろな情緒がエリアに点在するからですね。
肝心なお風呂についてですが、小さいながらも純度の高い濃い源泉浴槽が人気で、銭湯保守派の方までもが冷やかしに訪れたのがよくわかります。昔なら家風呂、今は天然温泉浴で、お風呂の人気も人もいろいろですね(笑)。洗い場と内湯の白湯が広くて開放的で良かったです。銭湯気分にのんびり浸るなら内湯が向いてますね。日本庭園風の視界が保たれてて落ち着きました。清潔さも良好でした。
上の画像では(濃い源泉浴槽の隣りの、広い浴槽)のお湯が茶色く濁ってますけど、わたしが訪れた時は違いました。最近は源泉が透明になるまで濾過する温泉が多いですね。お湯が酸化すると特別な効用が減るか、逆効果になってしまうのか、分かりませんが、素人目には源泉の風合いが残っていれば温泉気分がさらに向上するかもなあと思いました。1人が参考にしています