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2005/12/18入湯。
老人福祉センターに付随したお年寄り対象の施設らしく、地元の温泉ですが20年間も知りませんでした。
一般は午後5時から入浴が可能で、玄関の券売機で入浴券(大人/220円)を買い、番台に出します。街の銭湯とまったく同じシステムです。ただ、銭湯と異なるのは豊富にかけ流しされている湯が下諏訪の温泉であることで、源泉は61℃以上と熱いために加水こそしていますが、そのほかには一切手を加えていないお湯です。
カランは5~6程度。あとは10人程度入れる浴槽があるだけのシンプルな造りですが、ザバザバとかけ流されるお湯には爽快感を覚えます。
地元民専用の共同湯のようなものですから、あまりお湯以外のものは充実していませんし、それで良しとしなければいけないと思いますが、あえて短所らしきものを書くとすれば、脱衣場の床がリノリウム貼りで冷たいことと、休憩場所がないこと。それに、お湯が43℃とかなり熱い(これは個人の好みもありますけれど…)ことですが、それでもコストパフォーマンスの高さを考えると贅沢なのかもしれません。
全体に施設としては、近在の矢木温泉などよりも新しいですし、児湯などのように風呂桶もないということはなく、シャンプーと石鹸があれば事足ります。それにほとんど地元のご老人しか利用しない場所ですから、下諏訪温泉の中でも穴場的な存在だと思います。
旅の夜の立ち寄り湯として使うとなかなか思い出に残る湯になるかもしれません。0人が参考にしています