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平日にお邪魔しました。夜伺ったので、外見はちょっとアングラ。アーケードが都会のガード下にも似た雰囲気を醸し出していました。ただ、中へ入ると昔ながらの昭和レトロ。下駄箱、番台、脱衣所などに木がふんだんに使われ、銭湯好きに好まれそうな造りとなっています。
湯殿はタイル張りで、中央に湯船があるタイプ。タイル絵もあり、雰囲気あります。湯は加水ありの掛け流しで、体感的に42度位。舐めてみると僅かに塩気がありました。脱衣所の掲示によると塩素ありとなっていましたが、これは全く気になりませんでした。視覚的に個性的な湯ではありませんが、匂いと浴感で温泉らしさを感じることができました。
もちろん湯も良かったんですが、こちらは外見と造りが印象に残りました。ちなみに、こちらの下駄箱は全て奥に向かって穴が開いています。靴と一緒に雨傘を置くためだそうです。傘を忘れないための先人の知恵。昔の人はかしこいです。11人が参考にしています