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最果ての宿であることをさておき、宿へと向かう道路は緊張感漂い、「世界遺産」の重みをしっかり感じながらのドライブを堪能できます。
道道から分岐して数分のドライブの後に辿り着いた宿には、駐車場まで迎えの方が来られ、また宿内部もとても綺麗で(いい意味で)期待を裏切られたという印象です。
温泉そのものはいたって淡白な単純泉であり、湧出量に対する浴槽の大きさを見てもわかるとおり、どれほどの加水をしているのか定かではない。露天に浸かりながら眺めた数㍍先のエゾシカが印象深い。
この宿の印象を決定付けたのはある一人の仲居さん。名前は存じあげないが、他愛も無い世間話のなかでとても親しみを覚えました。帰り際に見送りにまで来ていただき、「また来たいな」と心底から感じました。2人が参考にしています