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9月20日、ここまでシャトルバスが運行する今年最後の日に滑り込みで行ってきました。
今年のバイクツーリングは、ここに行く事だけを目的に下調べして行ったので、水着着用、知床自然センターで滑り止め靴下購入と万全の態勢で行ったので楽に登り降りできました。
ただ私はそういう場所の登り降りが得意なので参考にはならないと思います。まず自分が登り始めた直後に足を滑らせて上から流されてきた人がいました。降りる時も軽装で来てしまった若い女性が途中の難所で降りられなくなって、全身ずぶ濡れで激しい滝に打たれながら岩場に10分ほどしがみついてました。正直に言って、高齢者には無理だし危険だと思います。
よくガイドブックや観光案内には「途中に難所が2~3ヶ所ある」程度のゆるい紹介のされ方をしていますが、はっきり言って「けっこう危険です」と書いた方が良いと思います。多少の自然破壊と言われても滝(川)の横に「階段作れ」とまでは言わないから、登山道くらいは作った方が観光名所らしくなると思うのですが。
肝心の温泉ですが、泉質はやっぱり酸が強いらしくお湯を楽しむというよりは、この場所に来たという喜びがすべてだと思います。
温度は体感ですが、たぶん37度くらい。9月下旬だから低めかと。
ほぼ無色透明で、硫黄などの臭いも有りません。
滝壷もそれほど大きいわけではなく、しかも中央部分は深くて足が届かないので人が入る事が出来るのは滝壷の外周部分だけ。20人も入れないかという感じ。自分が入った時は6人しか入ってませんでした。まぁ長居するような温泉ではなく、10分も浸かれば満足して帰るので入れ替わりも早く、混雑して入れない事は無いと思います。
ほとんどの観光客は水着を持ってきていないので、見て帰るだけでした。やはりここまで来たら温泉に入らねば意味が無いので、水着は事前に着てくるべきです。
山小屋も更衣室も無いので、着替えるのなら全身を隠せる大判バスタオルも必要です。
温泉のお湯の評価は2点、景色だけなら満点5つ星。
「カムイワッカ湯の滝」に来たという満足度だけがすべてなので、総合評価は4点です。1人が参考にしています