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白良浜という白い砂浜が見事なビーチに面した公衆浴場でして、2階の浴場からはまぶしいくらいに美しい浜を見ることができます。かつては世界選を前にした辰吉さんがトレーニングに使っていたところでもあります。
白浜にはいくつかの外湯がありますが、こちらもその1つ。源泉名は「生絹湯」といいまして、大体2%の食塩水に相当します。温泉としては濃い方でして、傷口がありますとかなりひりひりするのと、食塩は保温性が高いので、ほかほか感の持続がいいのが特徴です。匂いもそれなりにありますが、そちらは御幸湯の方に軍配が上がるかと思います。とはいえ、いい湯を存分にかけ流しで使えるのはやはり白浜の実力でしょう。かつては企業の保養所で賑わっていたのですが、バブル崩壊以後はちょっと寂しいニュースが多く、また阪和道が田辺まで延びましたので、大阪からは十分に「日帰り圏内」となってしまい、宿泊客も減ってきているとはお風呂でご一緒した地元の方の話。いつまでも温泉地として癒しを提供し続けてほしいなぁと思いました。
ちなみに温度調節は自動でなされているそうで、加水or加温があるとのことです。3人が参考にしています