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1300年の歴史があり、日本三古湯(白浜・有馬・道後)と言われる白浜温泉の中でも最古の湯である。
浴槽から海までわずか5mで、まるで海のなかで入浴しているようで開放感は抜群であり、海をみながらの入浴は格別であった。
泉質も良好で硫黄臭のする食塩泉で析出物が浴槽に堆積して白くなっており、特に入り口から見て手前の浴槽は析出物の堆積が成長してさんご礁のようになっていた。これだけの析出物の堆積は源泉の成分が濃くて優れたものであることの証であり、うれしくなる。
手前の浴槽は源泉の温度が高いので、温度調節のために少し加水していたが、海の側の浴槽は完全な掛け流しで、溢れたお湯は海へと流れ去っていた。
ツルツル感は牟婁の湯よりやや強く良好である。
洗い場はないため、先に別の外湯で体を洗ってから入浴する事をお勧めする。
これだけすばらしい温泉は日本の宝と言っても過言ではないであろう。0人が参考にしています