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投稿日:2013年2月10日
こんな里山で驚きアブラ臭 (喜連川早乙女温泉(そうとめおんせん))
練馬春日町さん
[入浴日: 2013年2月10日 / 滞在時間: 2時間以内]
44.0点
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宇都宮の石田屋、氏家の正嗣でそれぞれヤキソバ、餃子を食べて、17時少し前に早乙女に到着。硫黄臭など漂いそうもない里山にある温泉でいったいどんな臭いの湯を体験できるのだろうか、半信半疑のまま駐車場に入った。17時からは入浴料が1,000円→600円に下がるため、続々と車が入ってくる。南関東の車も多く見かける。
夕陽の残光に湯が鈍いエメラルドグリーン色を放っている。脱衣所から浴室に入るとすぐに硫化水素臭と強いアブラ臭に迎えられた。青森の湯ノ沢と新津の臭いをブレンドしたような臭い。特に、湯口の風下側はアブラ臭がかなり強烈。湯を舐めてみたところ、濃い塩苦味がしたので、帰り際に分析書をみるとナトリウムと塩素が成分の殆どを占めているので納得。
なんちゃって硫黄泉かと思っていたが、こんな強烈なアブラ臭のするホンモノだったのに正直びっくり。地下1,300mから汲み上げた湯とのことだが、よく掘り当てたものだと思う。木組みの浴舎の雰囲気や、ライトの当て方もなかなか良い。東京から峠らしい峠を越えずに行ける貴重な硫黄泉だ。14人が参考にしています