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今回で3回目の訪問となりますが、言わずと知れた名湯であります。白濁の硫黄泉、というだけじゃなく足元から湧いてくるお湯の新鮮さがたまりません。3回とも地元の人や、ここ目当てにやってきた温泉ファンとの会話があって、そういう意味でも楽しみなお湯です。
以前は混浴だったそうですが、現在は男女に分かれています。男湯が左、女湯は右。温泉が湧いているのは女湯側。でももちろん下はつながってますので、男湯にも流れていきます。湯船の奥と右の手前角からお湯が出ています。たいがいの人は最初熱過ぎて入れません。初心者は右手前角が一番入りやすいので、つい源泉が湧いてるいちばん熱い場所に入ってしまい、湯船から飛び出すことになります。なにしろ59度ありますから。
最初に入ったときは、地元の婆さまが「ホースの水出してもいいよ」と言ってくれたので、お言葉に甘えてうめさせてもらいました。かぶり湯を何度もして、水はチョロチョロ出すぐらいにして、その水を頼りに湯に浸かる感じ。(くれぐれもホースを湯に突っ込まないように。ふちにかけること。)
今回も地元のおばさんといっしょに入っていたら、男湯から声がかかりました。「男湯に熱いの流して」 え?と思いましたが、おばさんが洗面器を湯船に突っ込み、源泉が湧き出てるあたりのお湯を男湯方向に押し出し始めました。男湯の方が2度ぐらいぬるいとかで、たまにこうやって熱い湯を送ってやるんだそうです。女湯にもぬるいお湯が入ってちょうどよくなるとか。
なんといっても硫黄とアブラの混ざった甘く複雑な香りと、強烈なのにスルスルとしたやさしい浴後感が大好きです。5人が参考にしています