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私は、今回が5度目の訪問なのだが、湯の色が何時も同じというわけではない。初めての時は、深緑の濁り湯で、掌を20センチも沈めれば見えなくなった。2度目から4度目は、同じ深緑ながら透明感があって、湯船の底に沈めた脚も見えた。
今回は、熊の湯ホテルHPのトップに掲載された湯船の色と同じような鮮やかな黄緑で、濁りもあった。湯の色や匂いに惑わされそうだが、湯は案外あっさりしていると感じる。
ここは内湯がいい。床まで木造りの浴室は風情がある。湯は確かに少し熱いが、かぶり湯を何度もすれば入れないわけではない。志賀高原のオフシーズンでウイークデイならば、湯船を独り占めにもできる。1000円でこの湯を堪能できるのはありがたいと思う。
ここの湯は、よく国見温泉の湯(今年8月1日入浴)と比較されるが、硫化水素イオン型の温泉で、ここの深緑の濁り湯に優るものは無いと思える・・・。38人が参考にしています