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硫黄泉には遊離硫化水素型の白濁の湯と硫化水素イオン型の緑透明の湯と二種類あるが、ここ熊の湯は後者であり、硫化水素イオンを53.9mgも含むため大変鮮やかで美しい緑色であるが、遊離硫化水素も19.3mg含むため白濁(30cm)もしている。この緑色+白濁の湯の色は大変美しく、私が入浴したなかでは最も美しい色の湯であった。カルシウム(168.4mg)分を多く含むため析出物が多く、浴槽はうっすらと白い析出物に覆われており、湯中は白い湯の花が多く舞っていた。硫化水素の含有量が多いため硫化水素臭はかなり強い。源泉温度が高いため温度調節のために少し加水はあるが掛け流しである。内湯はやや熱めで、露天は適温であった。露天には滝があるが、水しぶきがかかるほどの近距離にあり風情もなかなかであった。飲泉可であり、飲んでみるとカルシウム分が多い為かなり苦味が強かった。
含硫黄-カルシウム・ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
Na 104.2 Cl 79.4
K 5.4 HS 53.9
Mg 20.6 SO4 170.8
Ca 168.4 HCO3 418.0
メタケイ酸 191.5
メタホウ酸 5.7
遊離二酸化炭素 39.8
遊離硫化水素 19.3
成分総計 1,279mg32人が参考にしています





