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1年3ヶ月ぶりの再訪。前回とは違う同じ作りの部屋が当たった。とにかく清潔感があふれている。この日、宿へは一番乗りで、掃除したばかりのお湯に入った。「まず露天で体を暖め、それから内湯に入るといいですよ」――この言葉通りにしたが、やはり正解。内湯は少し熱く、体を温泉になじませてから入るとちょうどいい具合だった。
ここの宿は料理がおいしく、女将手作りの品々に感動する。鯉の洗いなど、バラの花のようにまとめられ、それがこの宿ならではのたれで食べると、おいしさでうっとりするほど。
出てくる品々はどれも一工夫がこなされ、感動するようになっている。しかも、接待が素晴らしく、次は何かなと期待が膨らむ仕掛けになっている。ここは何度でも訪れたくなる宿の一つになった。
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