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1月末の土曜日に日帰りで入浴しました。本当は渋温泉から出ているバスに乗れれば近かったのですが、タクシーだと上林温泉までしか行ってくれず、雪道を30分くらい歩きました。かなりの数の観光客が歩いているので迷ったりしませんでしたが、夕方近くなると真っ暗になるので日の暮れる前にいかないと危ないです。
後楽館は有名な野猿公苑の下500mほどのところにあり、たまに猿がきます。私が入浴した時も猿が一匹いまいたがお湯には入っていませんでした。私がお湯に浸かっていても猿は何も気にする感じがありません。こんなところは、さすがに後楽館しか体験できないでしょう。
宿は山小屋のような風情の木造で、お風呂場も木の感触の湯治場のような感じです。木の男女別内風呂と、外に混浴の露天風呂があります。内風呂は熱いですが、さすがに源泉直近のお湯が溢れていてとても新鮮です。pH 6.8, 総成分1.26g/kg。Na,Ca,Mg-硫酸塩・塩化物泉。かすかな硫黄と土類の香り、キシキシとした硬めの浴感、綿のような湯の花、さすがです。すばらしい。
露天風呂は、観光客の遊歩道から丸見えであまり人は入っていないようです。お湯はぬるめで、猿が入るということもあってか、何となく清潔感がないような気がしてあまり長居しませんでした。6人が参考にしています