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GWにETC1000円高速を使って、善光寺御開帳に行った際に泊まりました。
御開帳を済ませ、幻の富倉そばを食し、野沢温泉の大湯に立ち寄り、菜の花公園を散策した後に向かいました。
地獄谷駐車場で600円を払い、川沿いを歩き出すと間もなく上り坂に。ハイキング気分で10分ほど歩くと宿に到着しました。受付をすることなく部屋に通されると、野猿公苑への登り道と先ほどの駐車場が見える広めの部屋でした。茶菓子として名物のちまきが置かれていたのでそれを食べ、温泉へ。
湯小屋は階段をしばらく下りた川沿いにあり、内湯は詰めれば5人ほどが入れる浴槽がひとつ。高温のため水を止めないで、と宿の人に言われた通り、かなり熱い湯です。湯の花も浮いていて無色透明の湯はなかなかのものです。
露天へは扉一枚で隔てられていますが、開けっ放しにしておくと猿が入ってくるので、締め切るようにとの注意書きがあります。
川沿いの露天風呂まで10mほどありますが、確かに野猿公苑や間欠泉(というか常時吹きっぱなし)の観光客が多い時間帯は男でも入るのには躊躇します。
家族風呂もあり、こちらの湯の花は大浴場(?)より多い気がしました。
食事は食堂に集まり食べますが、鍋と山菜の天ぷら、岩魚の刺身に塩焼きと、山の宿の定番パターンです。残念ながら特に凝ったものはなく味もイマイチでした。それと従業員が何人かいるのですが各々がバラバラに動いている感じで、段取りが悪すぎます。
翌日は朝風呂に行きましたが観光客がいないので落ち着いて露天に入れました。それでも開放感がありすぎなので女性は抵抗あるかもしれません。猿の糞は落ちていませんでしたが、温泉に猿もいませんでした。
朝食も五穀米(だったか?)以外は全くフツーでした。
接客は愛想なし、トイレも男女共用で、山の宿と割り切れば良いのかもしれませんが、バリュー・フォー・マネーは厳しいかもしれません。
野猿公苑は約20年ぶりでしたが、いつまで見ていても見飽きません。後楽館はその際の立ち寄り湯としては良いかも知れません。4人が参考にしています