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喫茶店の中で日帰り入浴が楽しめる。料金は500円。店の都合でたまたま食事はできなかったが、渋温泉で日帰り入浴を受け入れてくれるところは少なく、温泉ファンにはありがたい存在である。外に「日帰り入浴」の看板も出ており、気軽に行ける。
男女別の内湯が1つずつ、貴重品ロッカーなどは無い。渋温泉だけあって温泉はもちろん掛け流しだが、湯気が立ち込めていて、少し窮屈にも感じる。湯抜きがうまくいっていれば快適だろう。
大小の浴室があり、大きな浴室に案内された。浴室には石の湯らしく、大きな石で組まれた浴槽があり、仕切りによって湯口に近い高温湯、適温湯に分けられている。高温の方はかなり熱く、入浴できなかったが、適温湯(実際は少し熱い)には浸かることができた。適温といえども熱く、何回か出たり入ったりを繰り返す。湯は無色透明、臭いは渋温泉によくある薄い石膏のような臭い。外湯のような肌への刺激はないが、じわじわ肌に入っていくところに湯の力を感じる。
冬の寒い時期だったが入浴後は汗が引かず、服を着るのに時間がかかった。やっぱり湯めぐりには浴衣がいい。写真、石組みの壁の内側が浴室になっている。5人が参考にしています