口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2020年8月22日)
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実に16年ぶりとなる2度目の訪問です。大平山登山の帰りに利用しました。
コロナ禍の最中なので営業状況が心配でしたが、玄関には「一生懸命営業中」と大書された大きな木の看板が。折が折なだけにご苦労が伝わります。
さすがに16年前なのでほとんどの光景は忘れていますが、唯一、こじんまりとした露天風呂だけはすぐに当時を思い出し懐かしく感じました。
リンスインシャンプー付きですが、せっけんは固形、ドライヤーなしなど決して設備は充実しているとは言えませんが、こちらはハードだった登山帰りのボロボロの身。ありがたい温泉が身に染みわたります。
ちなみに当日は貸し切りだったので、カランのお湯は使わず、直接、湯船からお湯をいただきました。
私も浴槽内や足ふき台上のコケが気になりましたが、浴室への扉には「掃除しても落ちません」と書かれていました。そこまで書いているので本当なのだと思います。
たまたま温泉分析表を拝見したところ平成20年の分析結果が掲示されており、確か自然湧出だったはずが動力揚湯(湧出量不明)になっていました。ここに限らず温泉資源に永遠の保証はなく、それでも守り続けていただいていることに感謝したいです。
帰りの駐車場で外国人を含むご家族連れを見かけました。外国人のご主人がとても嬉しそうに建物に向けてシャッターを切っている姿を見て少し嬉しく思いました。0人が参考にしています
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国道229号線から、泊川沿いの道道836号線を山側へ車を走らせること約4km。島牧村の山間に湧く宮内(ぐうない)温泉に佇む、昭和20年に開業した静かな一軒宿。温泉の歴史は古く、安政元年(1854年)に確認されたのが始まりで、当時は泊川温泉などと呼ばれたのだそう。近年では、旭山動物園から象の花子も湯治に訪れたという逸話も残っています。土曜日の午後、日帰り入浴して来ました。
入浴料500円はご主人へ。玄関から右へ進み、右側「ゆ」と書かれた暖簾の先に、男女別の大浴場があります。棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、左側に3人分の蛇口と右側に4人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。カランのお湯も温泉で、常時注がれていた桶の1つは、成分による化学変化なのか真っ黒に変色。出しっぱなしでもったいないなあと思ったら、毎分3000Lも自噴しているのだとか。窓際にタイル張り内湯が2槽あり、共にうっすら緑褐色がかった透明のナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩泉(源泉名:宮内温泉 3号井)が、源泉かけ流しにされています。泉温48.8℃を加水せず、湯口のある右側の4人サイズの浴槽へ41℃位で供給。PH7.2ながら、肌がスベスベする浴感です。口に含むと、無味で土類臭がします。オーバーフローして、左側の5人サイズの浴槽へ。こちらは、湯温39℃位。茶色い湯の花も、舞っています。
続いて、外の露天風呂へ。4人サイズの石造り浴槽で、湯温は40℃位。裏山の景色を眺めつつ、ずっと貸切状態でまったりできました。
脱衣場の壁には、「浴槽などについているのは湯の花です。固まってしまった湯の花は、洗っても落ちません。どうぞ、風情をお楽しみ下さいませ。」との掲示が。緑色の苔のようなものは、高圧洗浄器で落とせそうな気もしますが、ここでは風情の一部と捉えるのも、また一興なのでしょう。
主な成分: ナトリウムイオン310.0mg、マグネシウムイオン6.8mg、カルシウムイオン31.9mg、第一鉄イオン0.2mg、フッ素イオン3.4mg、塩素イオン34.0mg、チオ硫酸イオン0.3mg、硫酸イオン233.8mg、炭酸水素イオン618.7mg、メタケイ酸33.0mg、メタホウ酸9.9mg、遊離二酸化炭素33.4mg、成分総計1.335g
※なお、昭和55年の分析書だったので参考までに13人が参考にしています
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北海道島牧村、北海道はとにかく広い、移動がしんどいです。
ここ島牧村までの道のりは遠かった。こちらの施設はそこからさらに山間部に入りました所の鄙びた一軒宿です。
駐車場に車を止めるとわざわざ気さくなご主人が出迎えてくれた。単なる日帰りなのに申し訳ない気がしました。
施設は・・・古い。泊まり客来ているんかな、というのが率直な印象。まぁ湯が良ければいいかと浴室へ向かう。
真ん中にでっかい灰皿が置かれた脱衣所から中の様子がうかがえる。なかなかの掛け流し量で消毒類の加工とは無縁な世界、期待に胸膨らませまずは内湯に入浴。 熱い!
今回の湯めぐりの中で一番あっさりした無色透明の湯ですが、湯量が豊富で好感が持てます。
手作り感満載の露天風呂がありますが、季節柄アブの総攻撃に襲われました。
難点は清掃状況。 浴室が汚い、洗い場が汚い、宿が汚い、そううのは気にしませんが、ここは湯船の中が汚いです。湯船はコケまみれでツルツルすべります。まるで野湯に入ったかのような感覚でした。 なんかおしいです。ここ。6人が参考にしています
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島牧村の中心部から山の方へ5kmほど入ったところにある一軒宿。ここまでは舗装道路があります。ちょっと格式ありそうな玄関ですが、施設はしっかり古いです。フロントを入って左手奥へ進むと内湯と露天風呂。お湯は無色か淡黄色の透明なもの。味と臭いはほとんどしません。ナトリウムー炭酸水素塩でほぼ中性。成分総計1.3g/kg。マイルドな入浴感でお湯はいいですね。
ただ施設の古さがなかなかネックで、内風呂も露天風呂もちょっと清潔感に欠ける印象。緑色の藻のようなものが多く、藻を取りながらゆっくり入浴していたわけですが、私は日帰りで充分でした。シャンプーなどの備品あり。ドコモの携帯は圏外です。2人が参考にしています
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札幌方面からは、泊川を越えてすぐの道を左折、直進すると程なく看板があり、左折すると到着します。が、当日私がとった道は千走川温泉から林道経由で行くコース。地図では林道とわからなかったのですが、進んで行くにつれ道は車1台がやっとの獣道。折りしも台風18号通過の翌日ということで、両側からは木がなぎ倒され、道路を塞ぐ箇所がたくさんある非常に心細い道でした。距離は短縮されたかも知れませんが、間違いなく国道経由の方が早いです。
山間にひっそりと、しかしどっしりと構える温泉宿は豪農?の佇まいですが、館内を案内してくれた仲居さんと思しき方はとても親切でアットホームな印象を受けました。含芒硝重曹泉(掛け流し)は内湯と露天を備え、内湯は仕切板によって熱めの湯と温めの湯に分けられています。露天はそのちょうど中間の温度で、山の中の露天といった感じです。口に含むと私には無味に感じました。かつて象の「花子」が湯治したらしいのですが、どうやって入浴したかは不明です。しかし、ここの湧出量はなんと3000㍑/分。象の入浴も頷ける数値です。3人が参考にしています
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