口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2015年8月12日)
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三重県紀北町(旧紀伊長島町)の郊外、赤羽川沿いに細い道を遡った山中に建つ、有久寺温泉の一軒宿。江戸時代に伊勢参りや熊野詣でで賑わった熊野古道にあり、薬師堂の下から湧く霊泉は古くから親しまれてきたとのこと。かつての湯垢離場の雰囲気を、今に伝えています。平日のお昼頃、日帰り入浴して来ました。
不定休なので、電話して行かれた方が無難です。実際、「明日の昼頃なら、いいですよ。」とご主人に言われていたものの、ちょっと早めに着いたら、誰もいません、しばらく待って、ようやく宿に戻って来られました。
入浴料700円はご主人へ。母屋の右奥の橋を渡って、沢の対岸へ。別館の前を通り、沢沿いに坂道を少し下ると、左手にコンクリート造りの湯小屋があります。
棚にプラ籠が並ぶ、すのこ板敷きの脱衣場。戸を開けると、蒸気のこもった洞窟のような造りの浴室です。洗い場には、水道の蛇口が1つだけ。アメニティは、ありません。
右側に4人サイズの石造り内湯があり、無色透明の単純冷鉱泉(源泉名: 有久寺温泉)が満ちています。源泉16.5℃を、39℃位に加温。肌がスベスベする浴感です。壁の竹筒から、溢れ出るように注がれています。口に含むも、無臭弱甘味。綿状になった、灰色の小さな湯の花が、沢山舞っています。循環濾過ありながら、塩素臭なし。窓から渓流と竹林を眺めつつ、貸切状態でまったりできました。
ラジウム含有量が多いようですが、分析表からはわからず。でも、上がってからも、なかなか汗が引きませんでした。
主な成分: リチウムイオン1.0mg、ナトリウムイオン94.0mg、マグネシウムイオン2.4mg、カルシウムイオン14.2mg、ストロンチウムイオン1.6mg、バリウムイオン0.4mg、フッ化物イオン2.3mg、塩化物イオン26.2mg、硫酸イオン1.9mg、炭酸水素イオン252.6mg、炭酸イオン1.6mg、メタケイ酸25.5mg、メタホウ酸2.0mg、成分総計0.43g
※分析表は平成17年9月のものだったので、そのうち更新されるかも知れません。25人が参考にしています
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こちらでも書かれている場所ですが、紀伊長島の道の駅からだと国道42号線長島橋をぎりぎり渡らずに右折、次は松原橋をぎりぎり渡らずに右折して山の方へ、あとは細い道をつきあたりまで行けばいいです。3ナンバーサイズの車だと最後の登り坂が厳しいかもしれません。宿のハイエースが通っていますから無理ではないんですが。その場合は手前の広いところに駐車して50mほど歩くといいでしょう。
有久寺という由緒あるお寺が持っている鉱泉でして、和尚さんですかね、出迎えてくれた方のお話が楽しいこと楽しいこと。思わず長々とおしゃべりをしてしまいました。どうもすいません(笑
宿の方で受付を済ませて案内されましたのは裏の浴室です。黒い大きな犬や何匹かの黒猫がいます。犬はいいのですが、猫はあまり人なれしてないのかな、立ったまま背中を丸めて毛を立てて威嚇されました。まあ素通りですが。浴室は洞窟みたいになっていまして、2人入ればいっぱいかな。中では石鹸類の使用禁止ですから他にすることなくずっと浸かっていました。循環加温の冷鉱泉ですが、少々肌がつるっとしてくるのと、思いのほか温まりがよくて、ほかほかしてきたのがよかったです。細かな茶色い湯の華が舞っていました。お客が入っている間だけ循環器を動かしているみたいで、最初はぬるい湯が入ってきた湯口も時間がたつと熱い湯を落としてきました。薄暗い中ですが落ち着いた湯浴みを楽しみました。
ちょっとマニアックなところだと思いますし、山の中、藪の中でどうやら浴室の窓は閉め切ることができない造りになっていますから、夏場なんかですと虫の類も多いかもしれません。とはいえ温泉好きなら一度はどうですかとお勧めしたくなるところではありますね。9人が参考にしています
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はっきりした場所が解らなかったので、ナビを頼りに走ってたんですが、
付近まで来て「目的地周辺です」のアナウンスを最後に
誘導が終了してしまいました。ここからなのに!?「おいおい」と
思いながらも、なんとか、案内板(けっこう小さいので
見落とさないようにご注意ください))を見付けルートを確保。
ナビには、そのルート(道)が存在してませんでしたw
川沿いの道で、すれ違う車もなく、少々あやしい感じでした。(大袈裟かなw)
しばらくしてようやく有久寺温泉を発見!宿の前まで車で行けるのですが、
最後の上り坂が少々厄介で道幅がかなり狭いです。おまけに軽く曲がってます。
ゆっくり行かないと、車の側面擦りそうなくらいです。横幅のある車は
ご注意くださいませ。なお、宿のすぐ下にも駐車スペースが有ります。
(歩いて1分くらい)
かなり年期の入った建物で、秘湯度満点ですw
ともかく浴室へ。(ご丁寧に脱衣所入り口まで案内してくれました)
浴室はなぜか、洞窟風の作り!?で、4人くらいが入れる湯船が1つあるだけ。
シャワーや一般的なカランもなし! 水の出る蛇口が1つあるだけです。
シンプルこの上ないですw 窓から「椿の花、20本くらいの竹、川」が
見て取れます。しかし、良い眺めという訳ではないのでご注意を。
湯の方は循環ですが、塩素臭は感じられず、温泉特有の香りがしており
まずまずでした。浴槽の中には小さな茶色い湯の花が舞ってました。
色目は、薄暗かったのではっきり解りませんでしたが、
たぶん無色だったと思います。温度の割には、良く温まる湯でした。
私は、時折水をかぶって冷却しながら入浴しました。入浴中は貸しきり状態。
というか、だでも来る気配がなかったwそんな感じだったので、
田舎の知り合いの家でお風呂に入っているかのような感覚でした。
追伸、宿のすぐ横の桜が早くも咲いておりました^^
もう1つ。宿から徒歩7分くらい川を遡ったところに
20メートル弱の滝があります。お散歩がてらにちょうどいいです。
(砂防ダムを越えて、小さなオレンジの橋を渡ればすぐです)11人が参考にしています
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2007年にいきました。
川を挟んで建物が建ち、川の上に1棟。
奥に滝があり、小さな展望台もあります。
古いのですが田舎の家にきたようで、静かないいところでした。
水をまつっているのか祠も水際にあり不思議なところです。
温泉も岩窟。
ただ、独特の雰囲気とは打って変わってお宿の方が明るく親切で、お話を聞くととってもおもしろかったです。
到着した時はほら貝をふいてお迎えしてくれます。
お食事は、とてもおいしかったです!
やはり海が近いせいか海産が美味。
ほら貝を初めてたべましたがおいしかったです。
あと伊勢えび。小ぶりな外観とはちがい、肉厚が豊か。
濃厚な味でした。
また行きたいと思います。3人が参考にしています
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名古屋から18切符で気儘なショートトリップ。紀伊長島駅から徒歩で行ってみました。ある意味本当の秘湯かも。熊野古道の歴史が埋もれてるような祠の下からひっそりと湧くラジウム泉。何気なく訪れたのですが、まず受付が判らない。山小屋のような廃屋のような帳場から現れたお兄さんに案内されてたどり着いた浴室。先客か居た。知らない人達なのにお互い同好の趣を感じるのか思わず笑顔で挨拶。思わず感嘆の言葉が出てしまう。そんなところです。
4人が参考にしています
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