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昔はこんなんじゃなかった。
都内某所にある自宅から約80kmの道のり。途中奥多摩湖周遊道路でワインディングのドライブや奥多摩湖や山々の景色を楽しみながら、目的の温泉に向かった。
「えっ?なんだこの混み様は・・・」到着したときの第一印象である。名前も変わっていた。「丹波山温泉」から「のめこい湯」。聞けば改修して4年も経つそうだ。北海道に転勤していたから、改修したことは全く知らなかった。前は数名入ればイモ洗い状態の小さいが泉質はバツグンの温泉だった。
駐車場脇にある売店(プレハブの方)で遅い昼飯を食べた。山菜そば。今が旬だけあって、野生の香漂うわらびが惜しげもなく入っている。そばは・・・。しかし、この山菜は食べる価値ありである。春限定のおすすめとして、どうしても紹介したかった。もちろん、温泉施設内の食堂にもそばはあるのだが、「山菜そば」はここでしか味わえない。
さて、本題。
温泉はというと、「のめこい」と名がつくように、肌がすべすべになるアルカリ性の温泉である。付近にある温泉のように無味無臭の温泉ではなく、硫黄臭のする薄乳白色の温泉である。当たり前だが、泉質は昔と変わっていなかったので、ホッとした。
施設はというと、まだ4年しか経っていないのでピカピカである。「和風浴場」と「ローマ浴場」があるが、自分が行ったときは、ローマ湯が男湯になっていた。両者に共通するのは、内湯2(高温・低温)、かぶり湯1、露天1、サウナ1、保湿室1。和風浴場は露天に打たせ湯が、ローマ浴場には室内に腰掛湯がある。内湯の広さは普通だと思うが、露天は狭すぎる。洗い場も数が少なく、順番待ちする始末。でも、経営面を考えれば、これは致し方ないのだろう。毎日混雑するわけではないのだから・・・。ただ、もえぎの湯やつるつる温泉のように、一定数以上館内に入れないという方法を取っても良いのではないかと思った。休憩室は1、2階にあり、中庭でくつろぐこともできる。これは良いと思う。0人が参考にしています