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投稿日:2011年8月19日
文句なしのお湯 (小屋原温泉 熊谷旅館(くまがいりょかん))
ピースくんさん [入浴日: 2011年8月11日 / 2時間以内]
55.0点
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今回の島根旅行のメインがこちらの施設への立ち寄りでした。三瓶温泉は山麓の南側ですが、そこを後にして山の北側へと向かいます。途中の西の原から三瓶山の眺望が素晴らしいのですが、生憎の曇り空。幹線道路から脇道に入ると細い道になりますが、距離がそれほどないので楽にたどり着けました。
山の中に小さな小学校の校舎のような建物がぽつんと建っています。フロントで立ち寄りを請うと、1時間以内で4つの浴槽のうち1つのみ利用との説明を受けました。
4つ全てを見て回った上で、泉源に近いという2つめは浴槽が小振りだったので、私たちは1番奥の浴槽を利用することにしました。この浴槽のみ三方が板張りになっていました。
小さな脱衣所から少し階段を下りて、源泉が大量にかけ流されている浴槽に身を沈めます。透明なお湯ですが浴槽内では少し濁っていて、よく見ると細かな湯の花が一杯です。
暫くすると体中を細かなアワアワが包みます。三瓶温泉よりはっきりとした金気臭。お湯の新鮮さが感じられて思わずため息が出るくらいでした。
1時間があっという間に過ぎて、まだ浸かっていたいという思いを抱きつつ浴室を後にしました。体温ほどのぬる湯ですが、炭酸のおかげか浴後は体がポカポカして汗が止まりません。期待通りの極上のお湯に十分満足できました。
蛇足ですが、帰路は出雲方面に向かうために北側の県道に抜けましたが、この道は南側以上に細い山道なので、運転に自信のない方は避けた方が無難かと思います。
小屋原温泉:ナトリウム-塩化物泉(37.8℃、pH6.0、湧出量30.8L/m、成分総計7.35g/kg)11人が参考にしています
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