口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2018年8月26日)
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ここの宿は仲居さんが気さくで、かつ気が利いており、温泉宿にお世話になることが多いですが、この宿はとても気に入っております。
気遣いは行き過ぎても過剰に感じるし、気が利かないと寂しい思いもしますが、ここは最適。
お客との相性もあるかと思いますが、いままで7、8回宿泊していますが、仲居さんが変わってもいつでも最適な接客で感心してしまいます。
また、従業員は皆、在籍が長く良い職場環境を作る努力を経営層側が考えているのだと伺えます。
お湯は妻がとても気に入っており5点。
食事も私も妻も気に入っており5点。
そういう宿は他にもありますが、サービスが心地よいのは稀です。
私たちにとって希少な宿です。7人が参考にしています
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震災後、3月の末に福島に旅行するのを習慣にし、いつも高湯温泉に一泊していたのだが、今年はいずれの旅館にも断られてしまった。しからばと福島市からの距離と泉質を勘案して岳温泉を選択し、一人旅を受け入れているここ「あだたらの宿 扇や」に宿を取った。岳温泉と言えば、平成11年に安達太良山に登った帰り、ロープウェイのレストハウスのようなところで温泉に入り、ただ熱かっただけの記憶がある。
旅館に到着すると、すぐに車のキーをスタッフに預ける。車は別の場所に移すようで、旅館で使うものは車に残さないほうが良い。私は、カメラを車に残してしまった。部屋は八畳余の簡素な造りだが、一人旅には十分であった。浴室には内湯1つ、露天風呂1つ。内湯は、15人ほどが入れる長方形の石造りの湯舟で、縁には木が張ってある。湯温は湯口付近で42度強、離れたところでは42度ほどであった。源泉は「元湯」で、鉄山直下のくろがね小屋付近から引いているph2.54の単純酸性泉である。浴感は、酸性泉にも係わらず柔らかなお湯と感じる。少し軽いとも感じる。温泉分析書では無色無臭になっているが、弱いが明らかに硫化水素臭がする。 遊離硫化水素を0.5mg含んでもいる。お湯が薄緑に見えるのは、底に沈んだパウダー状の湯の花のせいかもしれないが。
露天風呂は、写真では錆の付いた金属製のようにも見えるが木造りである。湯温は41度強から43度強、時間によって違っていた。
夕食は部屋でとる。美味しいがもう一品か二品有ってもいいように感じる。朝食は食堂での一部バイキング。こちらは十分であった。
震災後の原発事故の影響で、福島の温泉の利用者が減っているとの記事を読んだ記憶が有るが、このごろは利用者も増えているのかもしれない。ならば一人泊の私が断られてもそんなにがっかりすべきことでは無いと得心するが、さて来年はどこの温泉に泊まることになるものか。6人が参考にしています
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出張帰りに1泊してきました。
【お湯】
大浴場、入口の戸を開けるとすぐ右が脱衣場です。
動線の関係で湯殿へ行くには、裸の状態で入口前を数歩ほど通過しなければなりません。
タイミングが悪いと、わいせつ物陳列罪になっちゃいますのでご注意を(笑
さて、お湯ですが、弱い硫化水素臭に白い湯ノ花が沈殿している透明なお湯が、内湯外湯(露天)とも放流されています。
若干のヌルスベ感とともに、強酸性なお湯とは思えぬ肌触りの良さを感じました。
温度に関してですが、チェックイン時は内湯外湯ともほぼ同じ温度で快適でしたが、朝食後に行ったとき、外湯が異常に熱くて浸かることができませんでした。
観光協会のHPによると、源泉温度が56℃前後で、源泉からの配湯距離は約8kmとの事。
宿の貯湯槽から配湯される際、加温(露天)または加水冷却(内湯)されているのではないでしょうか。
あと、内湯のカランは5ヶ所だけ。
混雑時は順番待ちかもです。
【施設】
比較的小規模なお宿ですが、手入れも行き届いており、清潔感を感じることができます。
ただし、温泉街の中に位置している関係で、眺望は人工の中庭のみです
ほとんどの部屋で無線LAN(Wi-Fi)接続が可能というのは、温泉旅館としては珍しいかもです。
おかげで残務処理ができました。
【サービス】
基本的な客あしらいはとてもよろしいかと。
ただ、工夫し過ぎていて、ちょっと過剰感を感じる事がありました。
(1)到着時、こちらが名乗る前に個人名を呼ばれた。
宿泊者情報から類推する事は可能だとは思いますが、ちょっとビックリしました。
(2)出発時、クルマの中に折り鶴とメッセージカードが置かれていた。
チェックイン時、クルマのキーを預けるのですが、オーナーの見ていない状況下でドアを開けて車内に物を置くというのはいかがなモノかと。
どちらも、サービスを受けた側の受け止め方次第で、評価が分かれる内容と感じました。ちなみに、私は(1)はともかく、(2)は嫌な印象を受けました。
【飲食】
1人泊の場合は部屋食のようです。
また、朝食は大広間でした。
内容的には可もなく不可もなし。
質・量ともに、平均的な食事内容でした。
ただ、1泊2食・14,000円にしては、ちょっと寂しいかなって感じです。
夕食時、ちょっと量的に足りなかった旨、仲居さんに冗談めかして伝えたところ、朝食ではおひつにいっぱいのご飯を提供してくれました。
私の戯れ言を記憶し、対応してくれた事に感心しました。
【総評】
すべての項目において、特に目立った訴求力の無い宿。
決して悪くはありませんが、温泉オタクにはやや物足りない印象でした。
客あしらいをどう受け止めるかで、評価が分かれる気がします。
普通の宿をお探しの方へおすすめします。7人が参考にしています
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創業約500年の老舗旅館。日曜日に、一泊二食付の一人泊で利用してみました。この日は、二階の「二人静」という和洋室。窓から見える中庭が、雪をかぶって、いい感じです。夕食は、部屋でいただきます。お品書き付で、焼き物や煮物など、温かいものは温かい状態で運ばれてきます。お酒の種類も豊富。一休みして、一階の大浴場「光太郎の湯」へ。16人サイズ石造りタイル張り内湯には、うっすら緑色がかった透明の単純酸性温泉が満ちています。PH2.5ながら、ピリピリ感はなく、滑らかな浴感。底の白い湯の花が、歩くと舞い上がります。口に含むと、すっぱい。続いて、外の露天風呂へ。6人サイズの桶風呂で、眺望はありませんが、風情があります。この時期、つるんつるんに下が凍っているので、足元注意。内湯、露天とも、泉温は42℃位の適温で、どちらも24時間入れます。翌朝も、チェックアウトぎりぎりまで、かけ流しの湯を楽しめました。朝食は、食事処でいただきますが、部屋のふとんはそのままなので、かえってくつろげます。総じて、仲居さんやスタッフの方々の対応が良かったので、また泊まりに行きたいです。
9人が参考にしています
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