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同じ燕温泉の「河原の湯」は落石の危険があり入れないとのことで、こちら「黄金の湯」へ向かいました。
標高1100mにある燕温泉では連日の猛暑も幾分手加減してもらえるようで、温泉に入る気さえ無くなるほどの温度ではありません。
湯はナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉とのこと。薄青の白濁、硫黄臭&重油臭、マリンスノーのような白い湯の花が大量。ちょっと身構えながら口に含んでみると、思ったよりもずっと普通で、硫黄臭混じりのほのかに甘く飲みやすい味でした。
湯口は耐えられないほどに熱く、浴槽全体も熱め。入ってきた他のお客も私も、湯口からなるべく離れた浴槽の縁に陣取っている状態です。
お湯から上がって涼もうとすると、虻に囲まれて数カ所刺されてしまいました。湯の中に入っていれば虻も襲ってはきませんが、熱い湯のため長居できません。
夏にこちらを訪れようという方は、携帯用虫避けを持って行く事をお勧めいたします。
これだけの湯に無料で入らせていただけるのですから、設備の維持管理をなされている方にはただ感謝するのみ。長続きしてもらいたい温泉でした。
あ、それと以前の口コミで「掛け湯をする桶がない」という内容がありましたが、少なくとも男湯には桶はありました。ただ、底が1/3ほど抜けている「船幽霊用桶」ではありましたけどね。8人が参考にしています