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- 赤石温泉の口コミ 「もてなす心」も掃除して
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2006/09/30入湯。
私の感想は、立ち寄り、しかも露天のみですので、宿や内湯については語れませんが、とにかくもう一度キチンと掃除した方が良いのではないでしょう。そして、関係者の方は露天周りはもちろんですが「来訪者をもてなす心」も、今一度掃除すべきではないでしょうか。他人が入るという事を念頭に置いたら、あのような放置に近い露天環境は存在しないと思います。
他の口コミで幾人かは「鄙(ひな)びている」と書かれていますが、「鄙(ひな)びている」というのは「田舎っぽい/あか抜けない」という意味が転じて「古くさかったり使いふるされているが、味がある」といようなニュアンスだと思います。しかし、「汚い/不潔感がある」というものまでその範疇(はんちゅう)に入れるのは誤用だと思っています。
風呂や建物の経年劣化というのは致し方のないものです。むしろ成分で変色した壁や、長年の人の出入りですり減った手すりなどに鄙びた味を見いだす楽しみさえあるのですが、しかし忘れてはいけないのは「施設の新旧に限らず、気持ちよく入浴できるように掃除や手入れがキチンとされているか」ということ。そういう観点から見ると赤石温泉の露天風呂は鄙びておらず不潔なだけの★1つです。
深い茶褐色の湯(循環ろ過/酸性鉄-硫酸塩泉/蒸発残留物4.300mg-㎏/湧出量毎分5.31リットル)は、やや金気臭のする味わい深いものであり、遙かな山間が望める立地条件も悪くありませんので、全体的には★2つにしました。しかし脱衣所の床は砂と埃とティッシュが舞い散り、掃除がなされていない感がある露天の周囲を見ると、今の清掃状態では再訪は遠慮したいというのが正直な感想でした。
※画像は露天奥にある洗い場。普通の水道が2つと、原形をとどめない石鹸、シャンプー類のボトルが無惨に転がっていました。
※立ち寄り入浴(露天)は土日のみ。料金は「入浴料500円+保証金(入浴後返却)1.000円」。左記料金で1時間。コインロッカー(100円)あり。7人が参考にしています