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- 木賊温泉の口コミ 福島紀行②究極の湯・・・
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07' 11月20日の火曜日、お昼すぎの12:40、こちらに訪湯しました。憧れの南会津の木賊温泉の岩風呂へ(^^
距離的には、こちら東京からそう遠いってわけじゃない。時間的にもクルマでまあ3時間ってとこでせうか。でも、雪がねえ、僕が一夜の宿を取った那須の北温泉から塩原のICに引き返して、湯の香ラインをぐーんと奥塩原まで、そこから尾頭峠の長いトンネルをこえると・・・景色がいきなり真冬のトーンにさっと切り替わりました。
雪、雪・・・どの木もどの枝々も白。瞼にまぶしい白です。
山の頂きのほうの紅葉の木々が白い雪を乗せているさまが、ほかの枯れ木のうえの雪と色合いがちがって、ぽわーんと赤く浮いてるように見えるのが不思議な感じです。
さらに山王峠を越え、352号線を左折。
すると雪景色がどんどん濃くなっていきます。5キロおきに冬が募ってきてる感じ。後輪のタイヤが雪道独自のすべり感触をもたらしはじめ、不謹慎ですけどいくらかワクワクしてきます。
木賊温泉をその352号線をさらに8.5キロ南下したところにありました。延々伸びる白い畑のライン。店も旅館もほとんどありません。ぽつんとした、まさに陸の孤島といった風情が超たまりません。
道から石の階段を下った西根川のほとりにある、木賊温泉の岩風呂は、もう・・・究極でしたねえ。
その日は天気がよくってお陽さまきらきら。西根川は涼しげにさらさら。木賊温泉の湯小屋のひさしから垂れた雪がときどきどさっと落下してね。さらには木賊温泉の上流側の湯舟は玉砂利のとこからの足元湧出になってて、足のほうからときどき新鮮極まりないあぶくがぷくぷくと溢れてくるんですよ、これが(^.^;>
もうこれ以上何を望もうって世界ですよ。
お湯はめちゃめちゃ良かったっス。
新鮮で、白い湯の花がいっぱい浮いてて、底のほうに硫黄のいい香りがかすかーにあって・・・
僕は堪能して堪能して・・・お湯の鼻腔吸いに飲泉三昧、結局12:40から14:10まで、なんと1時間半も長湯してしまった。しかも、そのあいだ完全な貸切状態ですからね、もう贅沢の極み、秦の始皇帝もかくあろう、みたいな超豪奢な気分でしたねえ(^<>^)あ。帰りの駐車場でたまたまお話したおばあちゃんがいい民宿を紹介してくれました。民宿「ふる里」さん。こちらのお宿で美味しいご飯を頂き、イーダちゃんはその夕も、さらには翌朝もこちらのお風呂にうかがいました。その夜のうちに雪がかなり降って、翌朝の西根川は完全な雪景色でありました。これぞ雪国。こちらの早朝の雪見風呂の美しさったらなかった~ 多分、忘れるようなことは生涯ないだろうと思います(T.T)
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