口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2008年7月1日)
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08'5月の26,7日と素泊まりで連泊させて頂きました。
こちら佐藤旅館さん、前野クチコミでも述べたように、言葉を失うほど素晴らしい宿でありました。
今度の6/14の岩手・宮城内陸地震はまさに寝耳に水。
えっ、マジ、あの佐藤旅館さんが? と僕は絶句。
心配になって1週後に電話したものの、電話はまだ回復していないよう。震源地の中心近くだからなあ、と心配していたら、6月後半の朝日新聞の朝刊に佐藤旅館さんの記事を見つけました。
やはり、休業をやむなくされているようです。
400人の予約客はすべてキャンセル、自噴していた大浴場のお湯もとまってしまったとか・・・。親切にして頂いたスタッフの方々の笑顔が思い出され、胸が痛みます。建物の被害の規模とかも気になります。
ルート398のあの信じられない規模での崩落。
白糸の滝で遭難された方々。訪ねることはなかったものの、道路脇の駐車場に車をとめて、いこうかどうかずいぶん迷った湯ノ倉温泉・・・。
ここまで大規模な災害だと部外者として無責任に言えるような言葉はほとんどないのですが、ひとりの愛好者もしくは熱烈な1ファンとして、まるで一個の美術品のような宿「温湯温泉 佐藤旅館」さんの無事と復活を願ってやみません。9人が参考にしています
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Hello、08' 5月26日から31日にかけて、憧れの東北をぶらり旅してきたイーダちゃんデス。
いや~ 今回の旅はあまり天候的には恵まれなかったのですが、やっぱ、東北は良かった。楽しいアクシデントもいっぱいあったし・・・で、イーダちゃんが縁起物のこの旅の一番手に選んだお宿が、こちら、憧れの「温湯温泉 佐藤旅館」さんでありました。
写真とかネットで前情報はあったんですが、実際にこちらの玄関に着いて、こちらのでーっかい玄関犬ラブに手荒く歓迎され、荷物をもってくれる仲居さんに案内されがてら、古風な木造建築の館内をぼーっと歩いていると・・・僕はもーそれだけで「古き良き昭和の時代」にいきなしトリップしちゃいましたねえ。
もー 息を飲んじゃった。
だって、美しいんですヨ、ココ。素朴な和の美、ここに極まれりって感じです(ToT)
まず建物自体、これは赤い屋根の二階建ての二連の木造建築です。旧街道の両側に建てられたふたつの旧校舎みたいな建物が、二階で渡廊下の渡しによって繋がれてる。ひんやりした足ざわりの長い廊下に面した部屋部屋の面はずらーっと一面の障子紙。僕の案内された部屋は、1Fのいちばん渡廊下側の一角、台所のお隣りの17号室でありました。
建物の土地の香りだけでもこんなに素晴らしいのに、こちら、温泉まで出色でした。佐藤旅館の露天は、いったん川寄りの庭に出て、こそっと歩いてまいります。関所の建物を模して作られたというお洒落な着替処で脱衣して、御番所風呂と書かれた赤い暖簾をあけますと、わお! なんてキュートな露天風呂。
大きさはさほどじゃありません。石で囲まれたこじんまりした感じのお風呂です。お風呂までしんなり垂れているもみじの葉がいい。それに、枝ごと垂れるほど咲いている紫のヤマフジ。それから、向かいの木々の茂みの大部分を赤く染めている、見事なヤマツツジの集落。
そのむこうにさらさら流れているのは一迫川。
木々のむこうに透かし見えてる真紅の腺は、あれは温湯橋。
夕刻の風がさらさら吹くと、ヤマフジの紫の筋もおなじくさわさわ揺れて・・・露天のお湯も1200前の平安時代から続いてる、筋金入りの極上の単純泉でせう?
軽く掛け湯して、足からぽちゃんと入り湯、淡い香りの適温のお湯に肩までつかって息をふうと吐くと、もう気分はほとんど即身仏。言葉でどうこういうレベルじゃなかったですね。超・極上(T0T>これだけでも凄いのに、このうえさらに近距離でウグイスが鳴いたりして。
---ホ-ホケキョ(うぐいす嬢)
---さわさわさわ(風のそよぎとヤマフジ)
---かぷかぷかぷ(源泉が湯船に注ぐ音)
---ざーーーっ(一迫川の瀬音)
佐藤旅館。これは良すぎる、どうしようってくらいのお湯でありました。
こうして考えると、つくづく温泉っていうのはお湯だけじゃなく、その土地々々との一期一会の出合いなんだなあ、と痛感します。
夜になると、こちらの旅館の風情はさらにライトアップ。
一階の、旧街道を挟んだ向いの棟の、やっぱり横浜からやってきた家族連れのいる部屋の、灯った障子と流れてくるざわめきの声が、夜の中、なんとも味わいぶかかったです。
しかも、こちらのお宿、二泊して(素泊まりですが)たったの7000円なんっスから。
「温湯温泉 佐藤旅館」。自信をもって推薦します。こちらのお宿の日本情緒は世界最強だと思います(^^
9人が参考にしています
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雪の降り積もるなかで日帰りの利用でした。
日本秘湯を守る会のお宿
その奥にも温泉旅館があるが、ここでも秘湯感は十分ある。
玄関にいる看板犬ラブの名前はラブラドールだからか?
毛布に潜り込んで寝ており姿が見えない。
秘湯の宿。もちろん木造で雪が深く積もる事を考慮した
しっかりした造りで木材も厳選されていると思われる。
何回かの増築を経た歴史を感じさせる佇まいである。
内湯は確認できたのが2か所です。
大浴場は混浴で結構広いです。
脱衣所は男女別ですが浴場は一緒です。
直射日光が殆ど入らず
昼間でも薄暗く、よく言えば落ち着く感じである。
お湯は癖がなく綺麗だがちょっと物足りない気もする。
もう一つは女性専用で
大浴場の湯船の石組みの上隣にある、
銭湯で例えると富士山の書いてある所というか
絵ほど高い位置ではないがそちらからは混浴大浴場が覗ける
簾で仕切ってあるだけでした。
露天は内湯より奥にあり建物を出て少し歩きます。
木製の塀で仕切られて男女別です。
御番所の名前が付いてる、仙台藩の関所が近くにあった
入り口がそれを模したつくりになっている。
花山村寒湯御番所である。
扉は無く暖簾が掛けてあるだけ男女とも赤い暖簾です。
思ったほど広くないが情緒満点の雰囲気を形成。
湯舟床の石貼りはなかなかである。お湯の透明さを意識したのか。
温度は内湯より若干温めでした。江戸時代は寒湯と称したんだな。
現在は温湯温泉と名がついているが内湯は温くはない温度だったです。
雪景色の中に独り、何もかも白い世界で
動きあるのは静かに下りてくる綿雪達だけでした。8人が参考にしています
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何度も立寄り入浴をし、いつの日か宿泊したいという夢が3月30日に叶いました。
はっきり言って、綺麗な建物、今風の娯楽、そしてきめ細かな人的サービスを求める人にはここは向かないでしょう。
しかし、木造でいにしえの建物、確かに古いですが、これを求めて来る人は多いはずです。維持していくのはとてつもなく大変なことだとは思いますが、今後も変わることなく、このまま残していってほしいものです。
食事もおいしく、満足できるものでした。高級旅館のようなサービス(こちらが窮屈になるような?)はありませんが、スタッフのみなさんはとても親切であり、このような素朴なサービスにこそ、好感が持てました。
是非ともまたいつの日か、宿泊したいです。6人が参考にしています
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8月のお盆の前に日帰り入浴をさせていただきました。
到着したら「本日露天は清掃中」の張り紙が。残念~。
でもこの時期はどこの露天でもアブとの戦い。
内湯だけでも入れればヨシとしましょう。
女湯には行かず、連れと一緒に混浴の大きなお風呂へ。
とても気持ちのいいお湯で大満足です。優しい肌触りのお湯でした。
あまりに気持ちがよかったのか、連れはなんと床の上に敷かれたマットの上に寝そべってお昼寝。
20分くらいみごとに熟睡していました。
アブの多い露天ではできない芸当です。
お風呂のあとは建物を探検させてもらいました。
とても古いけれどノスタルジー。
トイレは水洗なので安心です(^^;)
いつか泊まってのんびりお風呂に入りたいお宿です。3人が参考にしています
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今現在、ここに寄せられた口コミに賛同されない方は、頼みますからここを訪れないでください。
特別なもてなしや料理があるわけではありません。温泉も流行りの白濁○○泉などではなく、至極ナチュラルな泉質です。部屋には時折カメムシが訪れるらしく、常備されたガムテープを用いて退治する方法が壁に掲示されていますし、私が泊まった部屋の窓ガラスにはひびが入り、テープが貼られていました。部屋には外から鍵はかかりません。一夜を共にする行きすがりの旅人を信用するかしないかはその人の判断に任されます。もちろん部屋に冷蔵庫など無く、冷えた飲物を口にしたければ、ロビーの自動販売機を利用することになります。
ここは私が幼かったころの世界。何も心配することなく、身と心を委ねることができる場所。おそらく誰もがそんなことを考えるでしょう。だからこそ、汚い鎧をまとった自己顕示欲の高いオトナには足を踏み入れて欲しくない。彼らにとって、多くのファクターがクレーム対象になるからだ。
全く温泉に興味がない人でも訪れる価値のある宿。非難を覚悟で言わせてもらえらば・・・、私はここを否定する人を日本人として認めない。8人が参考にしています
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1昨年まで近隣に住んでいました。毎週末、金曜・土曜は佐藤
旅館に宿泊し、極めて贅沢な週末を過ごすことができました。
温厚なご主人の佐藤様はじめ、館内の方は皆素敵でした。
勿論、大浴場も露天風呂も言うことなし。たしか、携帯電話は
圏外でしたので、真の癒し空間として今後も変わらないよう
願ってます。6人が参考にしています
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10日に宿泊しました。当日は雪の影響もあって土曜日なのに空いており、内風呂も露天風呂も貸切状態で思いっきり満喫できました。特に露天から眺める雪景色は本当に最高でした。湯上りも弱食塩泉で体がポカポカとするので思ったほどは寒くなかったです。雪が降るとアクセスも難しい場所ですが、食事も美味しく田舎に帰ったような懐かしさが感じられ、是非また行きたいと思います。
余談ですが、番犬のラブ君も人懐こくて、普段は犬が苦手な自分も寒さを忘れてついつい遊んでしまいました。5人が参考にしています
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日帰りで利用しました。
歴史を感じさせる湯宿の雰囲気漂う古い建物と,源泉掛け流しの適温で無色無臭の良質なお湯にとても満足しました。
よくマスコミで紹介されている露天風呂も,渓谷の木々の緑が眺められて快適でしたが,広々とした内湯の岩風呂も,ややぬるめのお湯でのんびり入れてなかなかよかったです。雪のシーズンもまた格別でしょう。一度宿泊してみると,さらに良さがわかるような気がします。4人が参考にしています
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秋田県との県境近くにひっそりとあり、古き良きたたずまいを持っている温泉宿です。廊下を歩けば良い感じでギシギシ音がするし、秘湯好きにはたまらないのではないでしょうか!?
ただ、決してシャビーで汚いわけではなく、鄙びていると好感が個人的には持てました。食事もとても美味しかったです。宿泊料金もリーズナブルですし、静かなところで温泉を楽しみたいという方にはお薦めの宿です。5人が参考にしています
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出張がてら(?)何回も泊まってます。
なんと言っても鄙びた宿の雰囲気がたまりません!!
障子一枚隔てたむこうは木張りの廊下で
外側から鍵もかかりませんが
そんなことはどうでも良い、と思わせてくれます。
温泉は内風呂、露天各1箇所(男女別)と数は多くありませんが
(他に家族風呂あり)満足のいくものです。
料理も気持ちがこもっていて、これで1泊2食 8000円は
大満足です。
冬季はこの先にある湯ノ倉温泉や湯浜温泉は閉鎖となりますが
ここは通年営業で、特に雪の降る夜は最高です。
近接の公共の宿に比べて、いつもお客が少なく感じますが
(というより貸切状態が多い)
皆さんに紹介したい反面、このままそっとしておきたい感じもする旅館です。7人が参考にしています
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