-
投稿日:2009年11月30日
自宅温泉を開放した共同湯 (九日市温泉 万年の湯)
ごんごんさん [入浴日: 2009年11月26日 / 2時間以内]
44.0点
-
44.0点
-
33.0点
-
0 - 点
-
0 - 点
全然別の温泉に行こうと国道210号線を走っていたところ、こちらの看板を発見。
「元小学校の校長先生が自宅で掘り当てた温泉」という評判を以前から聞いていましたので、引き返してこちらに入ることにしました。
決め手は利用料「100円」。
九州の「100円」温泉は確実に名湯なのです。
信楽焼の狸や水車が雑然と並ぶお庭を奥に進むと入口&料金箱。
ここで既に共同湯ファンノックアウトの雰囲気です。
玄関を開けると即簡単な棚と脱衣籠のみの脱衣所、そしてその奧がお風呂です。
女湯は露天2(熱め・ぬるめ)、掛かり湯、山小屋風の建物の中にある内湯という構成です。カランやシャワーはありません。あと、看板には「サウナ」と書かれていましたが、どこにあるか見あたりませんでした。男湯でも気付かなかったそうです。
訪問時には、地元の女性たちが内湯で楽しく井戸端会議中だったので、ごんごんは露天のぬるい方と熱い方を交互で入ることにしました。
無色透明のお湯はツルツル感があって肌当りのやさしいもの。飲んでみると、癖がなく、アルカリ性っぽい柔らかい喉越しでした。どの浴槽も結構な量のお湯が掛け流されていて、お湯に新鮮さが感じられます。
ぬるいお湯でしばらく身体を慣らした後、熱い方の浴槽へ。
熱さで肌がちょっとピリピリしましたが、今の季節だと気持ちよく入ることが出来ました。
男湯の方は、露天から万年山が見えるようですが、残念ながら女湯から見えるのは空だけです。けれど、澄んだ空気がとてもおいしくて、清々しい湯浴み出来ました。
浴後は肌がスベスベで、服を着るとポカポカして汗が出てきました
100円でこの良泉を開放してくださっている元小学校校長先生のやさしさがひしひしと感じられる素敵な共同湯でした。
写真は掛かり湯用の源泉壷です4人が参考にしています