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投稿日:2012年6月24日
飛び地の村に湧く秘湯 (おくとろ温泉 やまのやど)
若丸さん [入浴日: 2012年6月23日 / 2時間以内]
44.0点
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44.0点
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55.0点
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44.0点
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33.0点
上北山村と下北山村は奈良県ですが、その南にある北山村は和歌山県で市町村単位では日本唯一の飛び地の村です。市町村合併により、龍神村は田辺市の一部になったので、この北山村は和歌山では唯一の村となりました。奈良・和歌山と「北山」とつく村が3つも並んでいるのは面白いなと最初私は思いました。
このおくとろ温泉は道の駅にある温泉で、宿泊施設もあります。下北山村の温泉同様、敷地は広いです。私は、リニューアルされる前に1度訪問していますが、リニューアル後どうなったか気になっていたので、今回の訪問は特に楽しみにしながら行きました。
温泉雑誌ではどんな感じか見ていたのですが、やはり行ってみると前回との違いを実感しました。リニューアルされたから当然と言えば当然なのですが、施設全体がすごくきれいでした。まず露天風呂に入ったのですが、露天は「いかだ露天風呂」と名付けられたものがあり、そこから見える山林と北山川は絶景でした。あと前回無かった、北山村名物の「じゃばら」を使ったつぼ湯があり、じゃばらは残念ながらつぶれていましたが、ここだけにしかないお風呂ということで気に入りました。
内風呂は、浴槽自体はそんなに形自体は変わってなかったような気がしますが、手前には壺型の陶器に掛り湯と源泉湯が溜められ、その隣の桶には飲泉湯が流されてありました。コップでも置いてくれれば飲みやすかったのですが無いので手で受けて飲みましたが、硫黄の香りがするものでした。
飲泉湯・浴槽の湯とも硫黄の香りは、それほど強くはなく、ほのかに感じる程度ですが、湯は源泉掛け流し(加温してますが)だそうです。消毒臭は感じませんでした。湯使いはいい方だと思います。
あと、シャンプーやボディソープ、コンディショナーもじゃばら入りのが置かれていました。めずらしいので入浴後にそれらを購入しました。
入浴料は600円ですが、食事とセットだと1200円です。あと、入浴券を2回分くれました。遠方なので次いつ行くか分かりませんが、期限がないということなので、機会があればまた行ってもいいかなと思いました。
じゃばらは柑橘類の一種で「邪を払う」という意味から名付けられたそうです。1人が参考にしています
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