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連れ達との慰安旅行(名目)。車2台で総勢10人程。観光などありゃしない、行き当たりばったりの男の旅である。
菊池公園の一角、山の斜面に建つ大型和風旅館である。温泉街屈指の規模で本館、東館など3棟からなる。
通された客室は当然本館、8畳程のシンプルな一般的な室内である。4,5人程ずつ×2組に分かれての雑魚寝。男だけやし少々雑でも古くても何でもありで一向に構わない。
温泉は弱アルカリ泉。湯は柔らかく滑らかな肌触りで肌美人といわれるだけのことはあり、なかなか良い。本館にある露天は、巨石と植え込みを配した庭園の池が、そのまま風呂になってるような感がある。東館中程にある露天と石段で結ばれており、他洞窟風呂を含め野趣にも溢れている。また内湯も吹き抜けで一面ガラス張り、開放感ある造りだ。一部循環式ではあるが、気にもせず掛け流しの湯で温泉情緒満喫といった具合だ。皆での入浴も楽しい。
食事だが当然ながら大宴会になり、最初にお膳でドカンと配膳される。箸をつけた程度、料理内容などあまり記憶にないのである。後は2次会、3次会と夜街に繰り出す、楽しい温泉街であった。
菊池へは、2度目で1度は家族で他宿へ訪れている。比較的新しい温泉地で50年程らしい。九州には良い温泉がたくさんある。毎年1回の恒例の旅行は、新年早々の予定。訪館したいが遠いので近場の「山陰か美作」あたりにしようかな(笑)こういう温泉旅行もたまにはいいね。2人が参考にしています