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国道42号(自動車専用道でない側)を宇久井港の方に折れまして、しばらく高台を登っていきます。太平洋に突き出した宇久井半島の頂上部に位置しまして、鳥やら蝶やら生き物が豊富です。フロントは4階でして、浴室は2階に下りて行く形になります。それでも結構な高さですね。
泉質はナトリウム-塩化物泉で29.7℃、40L/min、pH8.5も1.696g/kgというスペック。内湯は主浴槽のみで、洗い場のアメニティーは馬油のシャンプー・コンディショナーに柿渋ボディーソープと充分なもの。露天風呂はスペース的に制約があるものの、上段は壷湯×2、マイクロナノバブルとかシルク風呂と呼ばれる微細な泡を人工的に作り白濁を楽しむ浴槽が1つ。そして大きめの岩風呂となっています。この中で湯の状態として一番良いのは壷湯でして、浴感はそれほどでもありませんが、モール系に鉱物系の匂いが混ざったような源泉のよい香りがしています。底部から湯を抜いているわけでもないので、かけ流しかもしれませんが詳細の掲示は確認できなかったので分かりません。まあここが一番五感に訴えてくるものがありました。他は消毒臭が強めで、源泉の「らしさ」は特になく平凡な感じです。晴れた日に壷湯を楽しんでみてください。0人が参考にしています