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玄関をくぐった印象は銭湯とは違う瀟洒な建物だ。とは言うものの都会のスーパー銭湯のような造りとも違う。あっさりした内湯ひとつの日帰り温泉施設である。ほかには何も無いが泉質は申し分ない。浴室に入ったとたん芳しい硫黄の香りがホンモノの温泉を実感させてくれる。透明で少しつるっとした源泉が湯口からどばどばと掛け流されていて、7、8人は入れる浴槽にたっぷり張られている。熱くなく温くもない40度くらいの適温だ。体を思い切り伸ばして思い切り上質の温泉を楽しむことが出来た。ただのお風呂好き人間にはぴったりなんだなあ、こんなお風呂こそが。
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