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今から15年前(1996)に立ち寄りました。紀伊勝浦駅から徒歩、漁港の桟橋から送迎船ですぐ、対岸の半島に巨大ホテル群が広がってます。 本館のフロントがあり、館内案内図とパンフレットを貰う。
湯殿は7つだが、山上館は宿泊者用。
当時は湯殿名は今と違っている。挙げると…‥
ハマユウの湯(本館)
ごんど浴場(ごんど館)
磯の湯(日の出亭側)
亀の湯(洞窟風呂)
忘帰洞(洞窟風呂)
露天風呂‥無名(山上館側)
遥峰の湯(山上館宿泊者用)
と言う具合である。
玄武洞は亀の湯らしい。入りたかったが…
今日は時間も無いので忘帰洞のみ、
館内は多様な施設があり迷路状であるが、目的はひとつ、フロントから斜め右を行く。
途中ハマユウの湯があり気を引くが、目指すは忘帰洞。
忘帰洞の提灯が掛かった入り口は、洞窟天井が垣間見えワクワクさせる。
中は大ドーム天井に男女の仕切り壁が続く、それでも広い感じだ。
当日は男性は右手で、大きなドームを支える一本の円柱が際立つ。
広さもあってか混雑度はない。
壁に沿いカランがあり、一番海側の方で洗った。
波の音が反響して洞窟加減を感じさせる。
岩壁側に沿って湯船があり、少し先の海に浮かぶ岩島に波が打ち寄せているのが見える。
まるで映画の社名出てくる例の冒頭シーンの、あれである。 その景色が見れる一番良い中段の位置で入浴していると、ぼーっとして来た。
正に徳川頼倫公と同じ帰るのを忘れたくなる思いになった。
浴後隣のプールにいってみた。隣と言っても離れているが、岩山がプールを抱えているスタイル。
右手には忘帰洞の大ドームの口が見えた。
余談だが山上館へ昇る長大エスカレーターは、昭和51年までケーブルカーが走っていたものを引き継いだものです。
当時入浴料500円?
渡船料失念
H8.8.16入浴3人が参考にしています