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船でしかいけないのが、いいようで困ったものだ。とにかく巨大な施設。中にいろいろな温泉があり、スタンプ帳があるほど。宿泊客ですべてのお湯に入った人には記念品が出るようになっているらしい。忘帰洞の入り口に祠があり、怪しげな雰囲気にいささかびっくり。だが、温泉の入り口に立つとこれまたびっくり。洞窟の巨大さに圧倒されてしまった。
ぬる湯とアツ湯の湯船が5つもあり、海に近いところの湯船では波のしぶきさえ感じる。黒い湯の花が舞い、温泉は灰色からやや黒ずんで見える。この日、アツ湯もそう熱くなく、結構長湯が楽しめた。紀州の殿様が帰るのを忘れた、いわれたのもなるほどと思ったものだ。
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