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収容人員3000名の大ホテル。そのため催しなどの為にフロント近辺はいつも混雑しています。いくつものホテルの集合体なので、館内は端から橋まで10分以上歩きます。そんな温泉宿は苦手という人がほとんどでしょう。
しかし、それを承知でゆっくり温泉を楽しむのもいいものです。今回は温泉療養プラン・洋室ツイン一人部屋で朝食付6800円という設定で2泊しました。部屋は20㎡以上あり、余裕たっぷり。山側で景色はまったくありませんが、とても静かです。また従業員も一度も顔を見せないので気楽に部屋で過ごせます。
温泉はご存知のように七つもの浴場があり、そのすべてが掛け流しです。一般的には忘帰洞、玄武洞などが有名ですが、二種類の源泉を掛け流す「磯の湯」と、358㍑の白濁湯を掛け流す「なぎさの露天」が絶品。両方とも硫黄系で、強い香りが鼻腔をくすぐります。このお湯にゆっくり入れる喜びは何事にも変えがたいものでした。
昼は那智の滝や太地などを散策し、夜は近くの居酒屋で生まぐろ、くじら料理に舌鼓、本当にたまらない3日間でした。近所に入浴したい日帰り温泉や有名温泉宿がたくさんあるので、今度は一週間ぐらい泊れたらと思っています。一週間なら割引で一日4千円いくらですよ。
本当にいいところだと思います。0人が参考にしています