口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2022年12月20日)
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激アツだけど人情も厚いレトロな公衆浴場
いわき湯本温泉街から少し離れた場所に佇む、昭和の風情が残る公衆浴場。いわき湯本温泉には温泉を利用する3つの公衆浴場がありますが、ここは公衆浴場というよりも昔ながらの共同浴場という雰囲気。入口も男女別で、男湯は右側です。平日の午後、利用してみました。
入浴料150円は、番台で。棚とコインレス鍵付ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーもありません。
既に、地元のお爺様方が座って談笑中。浴室に誰もいなーいと、ニコニコで服を脱ごうとしたら、お爺様の1人が「お兄さん、入れるのは4時からだよ。」と。「え〜、皆さん上がられてお話し中だと思いました。」と伝えると、一同爆笑。どうやら、掴みはOKだったようです。
待っている間に、浴室の写真を記念に1枚。また少しして、お爺様2人が蛇口を捻って水を投入。私がすぐ入れるようにと、わざわざ前もって湯温を下げてくれました。程なくして、番台さんから「はい、いいよー。」と声がかかると、入浴OKの合図。16時の5分前でした。
浴室に入ると、右側に4人分のカランがある洗い場。アメニティは、共同浴場なのでありません。ここでも、お爺様の1人が「石鹸が無かったら貸してあげるよ。」と優しいお言葉。
左側に5人サイズのタイル張り石枠内湯があり、うっすら緑白色に濁った含硫黄ーナトリウムー塩化物・硫酸塩泉(源泉名: 常磐湯本温泉 湯本温泉源泉)が、かけ流しにされています。泉温58.3℃を加水して、この日は45℃位で供給。PH8.0で、肌がスベスベする浴感です。「今日は、いつもよりぬるいんだよ。」とお爺様。いつもどんだけ熱いんだと思いつつ、こちらももらい湯の精神で、「気を使って頂いて、ありがとうございます」とお礼。
「どこから来たの?」「埼玉です。」「いい湯でしょ、毎日来ればいいよ。」「埼玉だから、そうちょくちょく来られません。」そんなやり取りをしつつ、その後も談笑したり湯に浸かったり出たりして、わずか30分ほど。気がつけば、体が真っ赤になっていました。
番台さんにも「また来て下さい。」と見送られ、体だけでなく心までHOTになりました。
主な成分: リチウムイオン0.3mg、ナトリウムイオン544.4mg、アンモニウムイオン0.7mg、マグネシウムイオン2.5mg、カルシウムイオン75.8mg、ストロンチウムイオン0.7mg、フッ化物イオン4.8mg、塩化物イオン648.8mg、臭化物イオン2.3mg、ヨウ化物イオン0.4mg、硫化水素イオン7.2mg、チオ硫酸イオン4.7mg、硫酸イオン309.6mg、炭酸水素イオン146.5mg、メタケイ酸54.2mg、メタホウ酸21.1mg、遊離二酸化炭素6.1mg、遊離硫化水素0.8mg、成分総計1838mg40人が参考にしています
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ほぼ常連に近いです。
現在入泉料は150円です。
15時~22時まで(最終受付は21時です)
シャワー無し、源泉と水の蛇口で温度調節しながらじゃぶじゃぶ的な。
湯船は水を入れなければ50度近くはあると思います。15時~常連の方達が入るので水を出してぬるくするのは厳しいかもしれません。
大体20時過ぎくらいだと少し水を出しても怒られないと思うし、基本的に常連さんみんな優しいので逆に熱がっていると声をかけてくれるので遠慮なく歳上の方に甘えましょう。
自分は、45度の湯船くらいは全然平気なので大丈夫なのですが…それでも弱っている体には電気が走るくらいのビリビリ感はあります。
この値段で入れるなら少し我慢部分はあるものの良い銭湯だと思います。34人が参考にしています
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今日、気になっていた上の湯へ行ってきました。今時、この値段であのお風呂に入れるなんて有難いです。お湯はかなり熱めですが三回位出たり入ったりしているとなれます。また行きたいと思います。
24人が参考にしています
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福島県いわき市・湯本温泉の共同浴場です。
湯本温泉には現在3つの共同浴場がありますが、私が訪れた時は駅前の温泉が急遽改装中で入れず、残念無念。
こちらの上の湯さんに関しては、温泉街中心部からかなり離れており、地図をみた限りでは普通の住宅街にしか見えなかったので一旦車で偵察に行きました。
施設のど真ん前に、常連か地元の方の軽トラが縦列駐車されており、一応外来用の駐車場もあるみたいだが、よくわからなかったので一旦宿に車を置いて1km以上歩いて訪問した。
んー、第一印象は、なかなかのジモ専雰囲気が漂います。ちょっと入りづらいけど意を決して訪問。地元のじいさん達のたまり場でした。
さて施設は大変シンプルなもので台形のようなものが一つだけ。端っこが空いてたのでそそくさと入浴しました。
震災前は白濁硫黄泉?だったらしいが、現在は中レベル腐卵臭+ほぼ無色透明(ごくごく少し白濁)、かけ流し。湯に関しては個人的に文句なし。
温泉街から遠く離れているので、まず地元の方とマニアの方しか来ないと思います。値段も激安なので湯をお借りする気持ちでの訪問がよろしいかと。31人が参考にしています
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すっかり日が暮れた後に車で向かいましたが、見付けるのに苦労しました。常磐線沿いの道から一本入ったところにある上川地区集会所の1階が温泉となっておりますが、住宅地の中の少々分かりづらい場所にあります。地元の方は車を横付けされておりましたが、100mほど離れたところに駐車場があります。
中の雰囲気は完全にジモ専。温泉というより常連さんの憩いの場となっております。しかもかなりの賑わいだったので、普通なら肩身の狭い思いをするところですが、常連さんには快く受け入れていただきました。ありがとうございました。湯は大人しい見た目とは裏腹にパンチとキレがあり、とにかく熱いです。長く浸かろうもんならノックアウト確実かと思います。でも、ここの湯は短時間入れば充分です。地元の方も皆さんカラスの行水で引き上げておられましたので。出た後は茹蛸状態となり、眼鏡やフロントガラスがくもって、しばらく車が出せず困りました。
飾らない湯殿、常連さんの東北弁、素晴らしい湯質、100円と、ふだん着の温泉を地で行くような温泉です。家に帰った後、服に染み付いた硫黄の匂いを嗅ぎながら感慨にひたりました。そうそう、カランからは強烈に熱い源泉が出るので、体を洗う際はご注意ください。28人が参考にしています
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連休の中、湯本温泉「上の湯」に18時半頃に行ってみました。
硫黄の香りただよう浴室に先客4人、浴槽のお湯はかなり熱め。洗い場蛇口から源泉が出るので、かけ湯をタップリしてから入浴しました。小ぶりの浴槽に投入量は多く1分位で足先がジンジンしてきました。程なく先客が上がり浴室独占、最後の方が「人が少ないと熱くなり過ぎる」と言って加水用の蛇口を細めに開けて上がりました。スッキリ熱い湯本温泉を何度も出入りをくり返し、十分楽しみました。
地元の方の話では「ぬるくすると長湯になるので、のぼせる(湯あたりする)」と言っていました。
源泉名 常磐湯本温泉 湯本温泉源泉
泉 質 含硫黄ーナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉
泉 温 58.9℃ pH 8.2
溶存物質 1809 mg/㎏26人が参考にしています
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いわき湯本のはずれ、上川地区にある公衆浴場です。観光地区からは離れた立地のため、観光客はほとんど訪れないジモ専度の高い共同湯です。住宅地の中に建っており、初めだと少々分かりづらいかもしれません。
一軒家のような外観で、二階が上川地区の集会所になっていました。もう少し奥に進むと左側に4-5台分の専用駐車場もあったのでありがたく利用させていただきました。
100円という信じられないほど安い入浴料を番台のお父さんにお支払いし早速浴室へ。脱衣所、浴室ともにこじんまりとした造りで、地域住民のための生活湯そのものです。入浴開始時間の3時に訪問したのですが、すでに5人ほどの先客がありました。いづれも地元の旦那衆といった面々で和気あいあいとした雰囲気で湯浴みしてらっしゃいました。
湯船はやや変形した長方形、4-5人サイズ、薄らと緑がかったほぼ透明の湯が掛け流されています。体感45度強の湯は、「これが本物の湯本」と言わんばかりのキレのある浴感。香りもまろやか系ではなくシャープで潔い玉子臭といった印象。投入量も多く湯汚れとは無縁の湯使いです。
さはこの湯と同じ源泉とは思えない鮮度の光る一湯で、いわき湯本の真の姿を知ったかのような気になりました。ホースで加水もできるようですが、訪問時は誰も加水しようとせず、よそ者の私も皆さんに倣いました。
熱湯ですので長湯はできませんが、すこぶる達成感のある湯浴みを堪能。この本物の湯本の源泉に毎日入浴しても一月たったの3000円。地元の方が本当にうらやましいです。「気の利いた設備はいらない、素晴らしい源泉があればよい」という共同湯フリークにはドンピシャではないでしょうか。25人が参考にしています
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浜通りで発生した4月の余震で、いわき市の住宅地で温泉が噴出していると聞き、かねてから見てみたいと思っていた。高速1,000円も今週で終わるし、湯本の名湯探訪も兼ね急遽行ってみることにした。
湯本の温泉街は、天気が悪かったせいもあろうが人影も少ない。まだあまり観光客が戻っていないのだろう。さはこの湯前だけは車列ができていた。
さて、上の湯はどこだろうかと中心街を探してみたが見当たらない。一本路地裏に入り、地元の人に聞いてみると、温泉街からはかなり離れた位置にあるようだ。観光客は殆ど来ないと聞いていたが、中心街から完全に外れた住宅地の中に上の湯はあった。
少し離れた場所に5台くらい停められる駐車場があるが、地元の人たちは温泉前に路駐している。中の混み具合が想像できるくらいの車の数だった。
番台のおじさんに100円を渡して中に入ると、うっすら硫黄臭。台形状の浴槽には、小さな湯華舞うわずかに黄緑色がかった湯が投入されている。事前情報通り、かなりの熱つ湯だ。しばらく浸かっているとピリピリとしてくる。
湯本で源泉に最も近いこともあり、投入量も申し分なく、ひっきりなしに客が出入りしているにもかかわらず、浴槽の湯の劣化は感じられない。
たまご味する含硫黄のお湯だが、万座のようなコテコテではなく、硫黄臭はそれほど強くない。洗い場には5,6人分のカランがあり、うち2人分はシャワー付で、機能面、清潔感も良好だ。とにかく100円というのが素晴らしい。16人が参考にしています
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午後3時からだと頭になく、2時頃着いてしまいましたが2時20分位から入浴できるとのこと。脱衣所にて地元の人の話を何の気なしに聞いて過ごした。申し合わせたように20分頃になると皆一斉に浴場へ突進し、いきなり湯槽のお湯をかぶるかぶる。後からゆっくり湯槽に近づきお湯に触れればそれは今まで感じたことのない超高温の湯。地元の方は少し水で薄めるだけで(薄めたうちに全然ならない)浸かっているのは流石というほかはない。48°はあるだろう_漸く浸かっても1分とは入っていられない。渋々体と頭を洗い再度挑戦するが、源泉がドバッドバッと湯槽に注ぎこまれているので先程水で薄めたのも何ら効果はない。1分浸かっては休み、それを5.6度繰り返した。
エメラルドグリーンのお湯には微かに湯の花が散って硫黄の匂いに包まれながら、ゆったりと浸かりたかったが…涙。なんせ熱かった。15人が参考にしています
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ザバザバ投入される熱い湯。プンプンの硫黄臭。地元の方でも加水しないと入れないほどの熱い湯(源泉59℃)は、浴槽の縁から溢れ出て行く様が美しい新鮮な極上湯です。
足先がジンジン痺れるような湯に浸かると、口元までかかるような深めの浴槽。身体に響く湯の力強さに目を閉じて、存分にこの名湯を満喫しました。
何度も出たり入ったりしていたら、肌がコーティングされたように滑らかな滑りが出てきます。途中水を被らないとダウンしてしまいそうな程熱い湯ですが、また気持ちいいんだ、これが!
こんな小さな共同湯で、しかも100円で入浴できるのが本当に嬉しい。もうひとつあった共同湯「東湯」は取り壊されてしまったが、ここは絶対に存続し続けて欲しいし、また是非再訪したいと思います。
野沢温泉の「真湯」を彷彿とさせる素晴らしい名湯。おそらくいわき湯本NO.1の湯だと言わせて頂きます!15人が参考にしています
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いわき湯本本来の姿であろう湯がなんと100円。
温泉街の賑やかな場所から線路方向の住宅街へ歩くことしばらく。
月明かりの夜道を歩いたが、明るい灯火のある建物が見えてきたのでそれだろうとわかった。
いかにも「共同湯」といった趣があり多くの地元の方々で賑わいをみせていた。
タイル張りの浴槽は、かけ流し量が多く常に新鮮な湯と硫黄臭で満たされている。
入ろうとするととても熱い。熱い湯の放流口に対して正面から入ろうとしたのが間違いだった。
放流口の横から入るとそこが湯の滞留箇所となっており、温度が幾分低くなんとか入れた。
地元の方が「はっはっは。熱いだろう~。そこが温度が低くてよいんだよ。水を入れてもよいよ。」と親切に話しかけてくださった。
外からやってきた人間は私だけだったようで、仕事を終えた地元の方々が日々日常の会話を楽しんでいた。
加水の上、ようやく湯を楽しめる温度になる。
硫黄臭ほのかになめらかな湯ざわりと地元の方々との触れ合い。
月明かりの夜の下、ささやかな幸福感を味わえた。13人が参考にしています
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