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鹿角花輪駅から八幡平頂上行きのバスで約60分くらい(鹿角花輪駅から1,080円)。後生掛温泉バス停から歩いて約5分くらいのところにありました。
地図でみると、後生掛温泉は焼山という頂きをはさんで、有名な玉川温泉のちょうど反対側にあるようでした。
日帰りで、たしか500円。
坂を下って、湯治棟の脇にお風呂があり、木造の建物や湯舟の雰囲気は、鳴子の滝の湯を大きくしたような印象をうけました。お湯は、単純硫黄泉、約pH3、残留溶存物質約0.3g/kgで、番台のところに湧出量150L/分とありました。加水あり、かけ流し、塩素無しと書いてあったと思います。
内湯は、湯舟が3、サウナ、むし風呂、滝湯。あと小さめな露天がありました。
1)神恵痛の湯(神恵痛ではありません)。手前に大きめな湯舟は、やや黄色みがかった白濁泉でやや熱め。肌の荒れたところがヒリヒリ。全体的にも、ややひりひり気味で、渇きあがるときに少し肌がつっぱる感じで、まろやかというよりもすこし荒々しい感触をうけました。
2)火山の湯、いわゆるジャグジー的な湯舟。源泉はたぶん同じ。やや温め。
3)泥の湯。粘土質の泥とお湯が混じっていて、妙な感じ。泥のせいかかなり濃厚。からだに黒い泥がつきまとって、ぬるぬるしてきます。
4)打たせの湯、いわゆるうたせ湯。泥を洗い流すのにちょうど良い感じでした。
5)サウナ、入ってません。
6)箱蒸し。クビから下を箱に入れるだけですが、けっこう熱いです。5分と持ちませんでした。
7)露天。白濁泉、やや温め。狭く後ろはすぐ崖のようでした。
名前の由来も、むかし後生を掛けて地獄谷に身を投じた話などもあって、物語性もあってグッド。
湯治客も多いようで、「馬で来て足駄で帰る」、今風にいえば車椅子できて歩いて帰るというところでしょうか。入浴してみて、本当にそのような効果がありそうなお湯でした。1人が参考にしています