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平日の午後2時半過ぎに到着しましたが、かなり混んでいます。
駐車場に止めること自体一苦労しました。
岐阜市の公的な施設です。正確な名称は「岐阜市休養ホーム 三田洞神仏温泉」
受付でまず市内の方か市外の方を聞かれます。それで値段が違ってくるようです。
案内をもらいましたが、そちらによると市内の居住者で60歳以上は無料。(市外60歳未
満なので自分の場合は300円)
混むのは当たり前なんでしょう。
館内も多くの方で溢れかえっていますが、40才代以下の人間はほとんどいません。
というか、私たった一人。
案内にもありますが、一般の方の利用もOKです。ただし気合がいります。
建物の設置許可は昭和43年。外観は少々古い感じですが、温泉の方は最近改築されたよ
うで結構綺麗です。
浴室内部は12人ほどの一部バイブラの白湯と8人ほどの鉄泉浴槽があるのみ。洗い場は9
人ほどです。
浴室もかなり混んでいました。洗い場で待ちが発生していました。なお、シャンプー・
ボディソープはありません。
洗い場の椅子と桶はその都度自主的に片付けるのがここの流儀のよう。
お年寄りが多いといってもまったりとした雰囲気がありません。行った時間が悪かった
のかもしれませんが。結構殺伐としているというか。椅子に腰掛けるのを失敗してその
ときの椅子が横の人に当たってけんかが起こっていたり。桶置き場へは、遠くで洗って
いる人は桶を滑らせるように投げるはで。
まぁそんな状況も楽しむ度量がここをおとづれる若い方には必要でしょうね。
鉄泉浴槽は結構な濁り具合です。約8cmほど手のひらを沈めると見えなくなる濁り具合。
ただし、浴槽の狭さと入浴者数の関係からかかなりの塩素投入量。というか、プール以
上です。源泉温度が低いためにお湯を加水されているらしいですが、そうだとしても岐
阜県内トップクラスの温泉には間違いないと思われるだけにこの塩素投入はもったいな
い限りですね。(案内には「採水直後は無色透明で一昼夜放置後多量の赤褐色沈殿を生
じる」)
脱衣所外の手書きの成分表によると湯量も48G6E7Y8、受付の方のお話でも湧出量はかな
りあるとのことなので、もう少し大きな設備でも全然いけそうなのがとても残念です。
あと、神仏と神々しい名前がついていますが、なにも宗教がかったものではないよう。
受付の方に聞いたお話だと隣に三田洞弘法のお寺と白山神社の間にあるから単に神仏っ
て名前がついたのでは、とのことでした。
三田洞泉
単純炭酸泉(緊張性低張冷鉱泉)
pH6.7、泉温15℃、湧出量1000L/m、5.54M・E
Na 32.06、K 1.803、Mg 2.790、Ca 6.681、Mn 0.1022、Fe 22.74、
Cl 3.500、SO4 7.003、HCO3 143.8、
メタケイ酸 26.97、CO2 69.18
溶存物質 247.5mg、総成分 316.7mg
加水あり、加温あり、循環あり、塩素投入有り
分析年月日 昭和35年4月21日
・・・・・昭和35年って、おいおい。6人が参考にしています