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投稿日:2024年12月25日
“あの”長湯温泉(大分県)のラムネ温泉… (泉岳館)
温泉マニア ケンさん [入浴日: 2024年12月25日 / 滞在時間: - ]
33.0点
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33.0点
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44.0点
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33.0点
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44.0点
“あの”長湯温泉(大分県)のラムネ温泉の遊離二酸化炭素1400mg(平成30年分析)に次ぐ、1203.8mg(平成28年分析)がウリ。ただ、当方の温泉評価「お湯」の評価について「3点」の理由。
温泉分析書の解説の前に、伝えておきたいこととして施設も料理も立派です。
そして、残念ながら日本秘湯を守る会を2024年5月5日に退会されたようで、スタンプ押印は無し。
お湯の評価は3点とさせていただきました。
まず、源泉温度が12.2℃とかなり冷たい冷鉱泉で、温泉基準値の25℃以下。そして、溶存成分(ガス性除く)が、温泉基準値と療養泉基準値の1000mgを下回る926mgでギリギリ未到達。(成分総計は2130mgです)
他に、温泉基準値を上回る成分を探すとメタホウ酸が13.7mgで温泉基準値の5mgを超えているくらい。
何よりも源泉の湧出量が23ℓ/分と収容人数(66人)に対して少ないのも残念なところ。
源泉は地表に現れた時点でガス成分は蒸散するため、浴槽に注がれる時点での残存量は・・・・。それでも1000mgを超える遊離二酸化炭素を源泉に含むので、ある程度の炭酸プクプク感はあります。
加熱は熱交換式と思われるので、単なるボイラー加温式よりは炭酸成分が残ることは確かです。
もし、この温泉が空気に触れる前に浴槽下から湧き上がる足元湧出ならば評価点数は飛躍的にアップすること間違いなし。
また、湧出量が23ℓなので宿泊人数が23人以下の時は鮮度のよい温泉入浴に期待が持てるかと思います(個人の印象です)
ところで、ホームページに「効能」と表示されているが、「適応症」と表示した方が良いと思います。
何にしても、遊離二酸化炭素1000mg超えの源泉は貴重です。
良い温泉でした。
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