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投稿日:2011年11月28日
天人峡温泉1 (天人峡グランドホテル(閉館しました))
彩夢さん
[入浴日: 2011年10月7日 / 1泊]
33.0点
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44.0点
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33.0点
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33.0点
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33.0点
こちらでのサイト、他サイトでも同様にユーザー評価が、あまり芳しくないので「どんな宿なのだろう」とあえて訪れてみた。結論から言えばなるほど納得。まあ、一人泊だったし、ある程度は想定範囲内だったといったところかな。
宿到着と同時、眼前に飛び込んできた廃墟同然の建屋を横目に、現在の建屋も昭和の高度成長期に建造された佇まい。小学生時の修学旅行を思い出す。全てにおいて老朽化は否めないし、設備面などもとにかく古いの一言に尽きる。
こちらでの癒しというかウリは、断崖の岩肌「柱状節理」を目の前にできることと温泉の良さにあることかな。客室からは一望だし、温泉(露天)からも少し目線を上げればいい。
その客室はとにかくすっきりしている。一人に十分な10畳1間。なんにもないのが、かえって落ち着けるのかな。ただ、シャワートイレじゃないのが惜しいところ。
温泉は構造上、地下になるのかな。源泉掛け流しで薄めの黄褐色の湯。少し錆臭も感じられ湯色も良し。内湯は私に適温。少し開放感に欠ける露天は外気温の関係なのか、少しぬるめに感じたが、まずまずの湯浴みとなった。
こちらも昭和レトロそのもの。銭湯を大きくしたように懐かしく思える。カランは8つ。アメニティは不足してるが、必要最低限のものは揃っている。
食事は夕食は客室にて。朝食は食事処にてバイキングを戴いた。
夕食だが「天女の膳」という会席料理。完全に名前負けしている料理内容になんら特筆すべきものはない。味付けはお世辞にも美味とはいかないし、量的にも大食漢の方には不足だろう。まあ、宿泊料金(8000円強)を考慮すれば納得といったところかな。
ただ、土地のもの、山菜など使用されてたのは良し。また、ぼたん鍋を久しぶりに戴けたのも私的には好印象。朝食は量的には申し分ないが、加もなく不可もなくといったところ。
以前2度利用していた旭岳温泉にある秘湯宿(笑)とで寸前まで迷ったが、こちらでも多少の満足感は得られた。部屋食、一人泊でも和室を利用できる、良質の温泉。それにも増して「安さ」それらを考慮される方にはオススメできる宿かな。7人が参考にしています