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投稿日:2006年9月7日
黄緑色濁り湯。入浴法や適応症に配慮要か、 (天人閣(閉館しました))
お金はだいじだよ~さん [入浴日: - / - ]
33.0点
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レンタカーで旭山動物園から約40-50分、旭岳ロープウェイから約20-30分。天人峡道路の最奥、斜面にはりつくような、ひなびた感じの鉄筋の建物がありました。
お湯は、ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉(含土類・食塩-芒硝泉、中性低張性高温泉)。
お風呂は、天人峡の岩壁をそのまま浴場の壁にしている岩風呂の内湯と水車露天風呂、および見返りの湯が早朝に男女交代となっていました。
(岩壁の湯)内湯の山側の壁すべてが、天然の岩壁がむき出しになっています。手前から洗い場で、熱めの湯(43-44℃くらい)、ぬるめの湯(38-40℃くらい)の2つの湯船があり、また奥には飲泉がありました。2つの湯舟は、同じ湯口から湧き出るお湯を、湯口に石を置き湯量を微妙に調節することで温度差をつけていました。黄緑色に混濁したお湯は、入浴中にはあまり刺激を感じさせない感じのお湯でしたが、入浴後少したってから、ブワーと体が熱くなったかと思うと、少し経つと体の芯が冷めてくるような不思議な感じがありました。濁り湯といっても、(硫化水素がかなり少なく鎮静作用がないせいか)、爆睡してしまったとかどよーんとした印象はなく、むしろ寝つけないとか夜に一旦目がさめると眠れないといった感じがありました。私的には自律神経が興奮するような作用があったようなので、入浴の仕方や適応症に配慮して入浴することの大切さを再認識させられた思いがしました。就寝前などではなく、日中や朝に入浴した方が、良かったのかもしれません。
(水車の湯)渓流沿いの露天風呂で、お湯はぬるめでした。渓谷や星をみながら入浴できました。
pH 6.4。 (mg/Kg) H+ 304.1、Na 68.6、Mg 230.8、NH4 119.0、Cl 346.3、SO4 795.9、HCO3 602.8、メタ硅酸 232.1、CO2 411.4、H2S 0.3。溶存物質量 3141mg/Kg。
お湯ではありませんが、天人閣から600mほどのところに羽衣の滝があります。本当に美しい滝でした。おすすめです。2人が参考にしています
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