口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2012年12月28日)
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関越自動車道の塩沢石打ICを下りて、国道353号線を十日町方面に走っていると、左手に見えてくる上野鉱泉の湯治宿。いつも気になっていたので、日曜日の昼頃、日帰り入浴してみました。入浴料500円を払って、玄関から真っ直ぐ廊下を歩いて、男女別の大浴場へ。きれいな板張りの脱衣場です。浴室には、大人4人が足を伸ばして入れるサイズのタイル張り内湯があり、無色透明の総硫黄泉(温泉法第二条による規定泉)が満ちています。源泉が11.5℃なので、41℃位に加温しています。循環で、湯の花はなし。PH7.6で、さらりとした浴感です。昔からラジュウム硫黄泉といわれ、温まり湯冷めしないと伝わっているそうです。源泉湯口には、白い絹のような湯の花がびっしり付着し、流れでユラユラしています。口に含むと、ほんのり玉子味。竹筒が置いてあり、自分で湯口から源泉を引っ張ってこられます。窓の外は雪景色。あまり近寄ると、外から丸見え。ずっと貸切状態で堪能できました。
11人が参考にしています
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石打からR353を十日町に向かうと、上り坂の途中で左手に奥の湯が見えてきます。一山越えると清津峡で、このあたりの観光に絡ませて尋ねるには穴場の温泉と言えるでしょう。
玄関を入ると、家族的な雰囲気で、気さくに迎え入れていただけます。なんともそれが心地よい。案内されて浴場に入ると、またまたのんびりとしています。女湯は浴場で立っていると国道から宿に入る橋から丸見え、男湯は裏の畑から丸見えです。そんなこともあまり気にならないほどのどかな感じです。
湯口は二つあり、片方からは熱い(加熱した)湯が、片方からは冷たい源泉がそのまま注がれていました。この源泉からほどよい硫黄のにおいが感じられ、幸せな気分にさせてくれました。この源泉の湯口は男湯と女湯の仕切りの間にあって、竹筒で両方に振り分けることができるようになっていました。竹筒が自分の方に向いていないと、源泉の量が少なく、浸かっている時に硫黄のにおいをそれほど感じることができなくなります。私たちは竹筒の向きを時々変えながら、それぞれ硫黄のにおいを楽しみました。におい以外の特徴はあまりなく、無色透明のさらっとしたお湯です。その点、癖がなく入りやすい温泉と言えるでしょう。
燃料高騰の折、過熱しながら源泉を注ぎ続けるのはたいへんだとは思いますが、頑張っていただきたい宿です。4人が参考にしています
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