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道後温泉の象徴的施設と言いますか、日本の温泉文化の象徴かもしれません。道後温泉の真ん中に位置していまして、存在感抜群の建物です。皇族でない私が入浴できる浴槽は2種類、休憩所の利用なんかも含めていくつかのコースがあるのですが、今回は霊の湯2階休憩室を選びました。本当は3階個室を希望していたのですが、かなりの待ち時間が発生していましたので変更です。それでも40分は待ちましたけど。
2階に上がり、畳敷きの休憩室に通されます。30人くらいは入れるのかなという休憩室で、男性はこちらで浴衣に着替えて浴室に下りていきます。浴室は石造りのそれほど大きくないところで、2つの石の造形物から湯が投入されています。それほどの広さはありませんが、人数の制限もあるのでゆっくり入ることが可能です。洗い場は4つほどで、地元企業のリンスインシャンプーが置いてありました。石鹸は固形石鹸が備え付けてあります。湯はアルカリ性単純泉でpH9.1、43.0℃、0.2706g/kgというスペック。かけ流しで使用されておりまして、塩素消毒が用いられているようですが特に気がつくレベルではありませんでした。巷にアル単の施設はたくさんありまして、その場合往々にして消毒が効きにくいとかで強めにされるところがありますが、こちらはそんなこともなく、いわばお手本に近い湯使いかと思います。掲示で消毒についてのことが色々と書かれておりまして、本意ではないし他に有効な方法があれば検討したい旨、結構いわれるんだろうなぁとお気の毒に思いました。まあ全国のアル単循環系の浴場は、是非一度こちらを訪問されて湯使いの研究をお願いしたいと。そうだ、こちらは循環ではなくかけ流し、しかも湯量が多いのでよく入れ替わっておりました。そのあたりはさすがかなと。
ということで、建築物、湯使い共々さすがだなぁと感心するところでした。観光客でごった返しておりまして、その点では覚悟と言いますかそんなものも必要ですが、松山に来たら必須の施設かと思います。4人が参考にしています