たこ さん
33.4点 / 1395件
宿泊施設に関しては、実際に宿泊しての感想投稿を心掛けています。
無料の足湯や同一箇所への重複投稿は出来る限り節制しています。
男性 | 122歳 | 大阪 |
指定なし | ||
指定なし |
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まず場所が非常にわかりにくかったです。
車で行ったのですが、ナビの示す道は左折禁止だったり、片側一車線の交差する一方通行だらけの典型的な下町道路で、土地勘の無い私は同じ所をなんども徘徊。施設の煙突らしきものを垣間見てそれを目指す。
施設から少し大きな道に出た所に駐車場がありますが2台スペースの上狭いです。結論から申し上げて、公共機関を利用して行くのが無難です。
前置きが長くなりましたが、リフォームされた漆塗りのような入り口がやけに目立つ建物で、こじんまりとした料亭のような入り口です。
中に入ると番台さんが居て、リクライニングチェアが設置された休憩所があります。
脱衣所、浴室内も完全リフォームにより銭湯といえどもとても綺麗で、特に浴室内の色使いは秀逸なものだと思います。
露天風呂は無く、中央に5人サイズのジャグジー付き主浴槽と温度調節された3人用位の付属浴槽があり、こちらの湯船に源泉が掛け流し利用されています。
決して広くはない浴室には他にも水風呂、丸見えサウナ、白湯浴槽、座り湯まで上手に設置されおり、洗い場に関してもスーパー銭湯並の豪華な造り。
湯に関しては消毒臭は感知せず、かわりに源泉の良い香りが漂う。見た目は薄いモール泉のような感じ。
飲泉してみましたが、硫黄泉や鉄泉のようなパンチは無いですが、例えるなら京料理のような上品な味わいで、飲みやすいです。
土曜開店直後に訪れましたが、駐車場利用は私だけで、結構賑わっていた事を考えると地域密着型である事が判ります。
自分の家からは少々遠いので通うのは少々難しいですが、それでもすっかり湯以外の要因でもファンになりました。 -
こちらの施設、自宅から歩いて行ける施設なんですが、非天然温泉でありあまり興味をそそられなかったので未訪問でした。
前から気になってはいたので、大阪城を軽くジョギングしてから帰りに立ち寄ってみた。
入り口は少々暗く階段でまず2Fに登るとロビーがあります。ロビーには簡素ではあるが食事、休憩所あり。
銭湯料金の410円で、シャンプー類の備え付けは無しです。男性浴場は、この受付を終わらせた後エレベーターで3Fに向かいます。
浴場は銭湯にしてはかなり広く、どちらかと言えば古き良き時代のスーパー銭湯と言った佇まい。許容人数は少ないが、小さなアイテムバスが充実している。塩風呂と言うよくわからない浴槽があり、恐る恐る飲泉してみると、薄い出汁のような味。他にもトロン風呂、薬草風呂がありどちらも泉温は低めです。
露天風呂、スチームサウナ、別料金の乾式サウナ等充実したアイテムバスの多さを考えれば結構楽しめるな施設かもしれません。混雑度も低く、全体的に消毒臭も低めでした。 -
和歌山県那智勝浦に構える大型温泉旅館です。
勝浦と言えばどうしてもホテル浦島があらゆる意味で突出している気がしますが、こちらの施設もなかなかのものでした。
温泉は混合泉で湧出温度が低いために加温循環されており、消毒臭は特に感じなかったものの、界隈の温泉に比べるとどうしても特徴に乏しい浴感です。
ただしこちらの特筆すべき点は露天風呂。湯船から丁度良い高さで那智湾の眺望を楽しむことができます。
入り口に常に従業員がお迎えしている様子で、立ち寄りだと少々敷居が高そうですが、なかなかの施設でした。 -
投稿日:2010年11月7日
類い希を見ない200円の歓び(櫛田川温泉 魚見の湯)
たこさん [入浴日: 2010年11月6日 / 2時間以内]
55.0点
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55.0点
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33.0点
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55.0点
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0 - 点
三重県松坂市の郊外にある、知る人ぞ知る日帰り温泉施設です。
こちらの施設はあくまでもテニスコート+フットサル場経営がメイン、会員制テニス倶楽部付属の温泉です。
場所はナビが無いと少しややこしいです。櫛田川沿いの大きな倉庫のような屋内テニスコートが目印です。
駐車場に車を止め、一旦左手から施設の裏側に回ると受付があり、オーナーの奥様が気持ちよく出迎えてくれました。
温泉を乞うと、記帳を求められ、その後10分程待合室で待ちます。その間にわざわざ湯を沸かして浴場に張ってくれます、つまり原則毎回完全な新湯に迎えられる仕様かと。加温装置のボイラー音が響き妙にテンションが高まります。
10分後浴場に向かう。露天+洗い場だけの施設ですがシャンプー類の設置された洗い場も完備。浴室はステンレス製の家庭用浴槽が2つと4人用の大浴槽が1つ。母屋からは丸見えのような気もするが気にしません。
今回は2人で訪れたのでステンレス浴槽2つに湯を張ってくれました。
やや熱めでしたが、無色透明の湯にはかなり炭酸が充満しており気泡で白く濁っているようにも見えた。体中にまとわりつくアル単特有のなかなかのヌルスベ感です。
2つの浴槽の中央に太いバルブホースがあり、これを自由に調節できます。つまり加温源泉と、非加熱源泉を自由自在に浴槽に注入可能、浴槽が小さい上に結構な量の源泉が出ますので温度調節も楽しいです。
至福の湯浴みを楽しんだ後、お礼を言い帰りました。
あくまでもテニスクラブ会員用の温泉かと思いますが、200円で一般開放していただけるのは本当にありがたいですが、当たり前ですがマナーだけはしっかり守りたいものです。 -
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三重県津市にあるセンター系施設です。
土曜夕方訪問にて、地元の方による大変な賑わいでした。三重県の温泉に行くといつも思うのがマナーの悪さ。今回も下駄箱に100円を投入せずそのまま利用&ロッカーも同じく施錠せずに利用する客の多さには幻滅しました。後述する飲泉所でも源泉でうがいするじいさんが多数。
さて施設は図書館を付属する大規模なもので、値段は驚きの550円でタオルとバスタオル貸し出し付き、仕切付き洗い場にもアメニティ類完備、なんとも大盤振る舞いですね。
内湯は部屋が2カ所に分かれていまして、片方はジャグジー付き浴槽、もう1つはありふれた長方形の浴槽。中間の中庭のような所に露天風呂と飲泉所があります。この手の施設での飲泉所は珍しく沢山飲んでしまいました。ごく僅かな硫化水素+鉱物臭のかなりさっぱり系の味。ただしこの源泉が加温循環+通常レベルの消毒され浴槽に張られると、ちょっと独特な臭いが漂ってました。通常の消毒浴槽とは違いひと癖ある感じです。
値段が安いのと地元色が強い、この2点がどうしてもクローズアップされるかなといった感想です。 -
投稿日:2010年11月6日
ヌルスベの上質な規定泉(猪の倉温泉 しらさぎ苑(いのくら)(休業中))
たこさん [入浴日: 2010年11月6日 / 2時間以内]
44.0点
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44.0点
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33.0点
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0 - 点
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0 - 点
旧三重県白山町にある、センター系施設です。山に囲まれており自然を感じる事が出来る好立地。
センター系施設なだけに大雑把な外観+ありふれた無難なラインナップ・・かと思いきや良い意味で期待を裏切られました。
施設はかなり広めで温浴施設以外にも色々と楽しめるスペースが用意されていますが割愛。
内湯エリアにはジャグジー、ジェットバス付きのよくある主浴槽、水風呂、サウナ。露天エリアには囲い付きの15人サイズの岩風呂がありました。
土曜夜訪問にて結構な混雑、なんとなく消毒がきつそうな雰囲気でしたが消毒臭はほぼ感知せず、かわりに源泉の良い香りが漂ってました。
泉質はアルカリ性単純泉と表記されていましたが、泉質や効能は温泉法により表記ができません。炭酸水素ナトリウムとメタホウ酸の含有量は満たされている為滋賀県等に多い規定泉という部類になります。ややこしい事を書きましたが、体感的には完全に温泉ですね。ヌルスベ感の強いなめらかな肌触りです。
特筆すべきなのは水風呂です。こちらの水風呂は源泉蛇口付きの掛け流し仕様かと思われる。浸かって初めて判りました。こういう点は、もう少しPRしてもいいのになと思いました。全く表記がありませんでした。
ただしサウナは観光旅館のそれのごとく4人サイズのかなり小さなものなのでゆずりあって利用する必要があります。 -
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投稿日:2010年11月6日
木津卸売市場の2Fにオープン!(湯源郷 太平のゆ なんば店(トウゲンキョウ))
たこさん [入浴日: 2010年11月5日 / 2時間以内]
33.0点
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22.0点
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44.0点
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22.0点
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0 - 点
表題の通り、大阪浪速区、木津卸売市場の2Fに新規オープンしたスーパー銭湯です。大阪市内でもかなり歴史ある市場なんですが、まさかこの2Fがスーパー銭湯になってしまうとは、ちょっと大胆な気もします。
こちらの施設は非天然温泉、値段は平日夜訪問で800円。施設の造りや内装は、最近のスーパー銭湯そのまんまといた感じでしょうか。ただしなによりも新しい施設なので、至る所がピカピカで気持ちがよいです。
非天然温泉のマイナス点を補うべくラインナップは結構多彩で個性的です。内湯には放射線系人工温泉(2種類の電気風呂付き)、シルク風呂、ジャグジー+歩行浴槽のようなかわった浴槽、サウナ、水風呂、洗い場の仕切はないが3種のアメニティあり。
露天風呂エリアは、所謂半露天ではあるが、意外に閉鎖感は感じず、入浴剤風呂、つぼ湯、テレビ付き炭酸浴槽等があります。
秀逸なのがこの人工炭酸浴槽でした。私が今までの口コミさせていただいた施設の中で文句無しの泡付き、まるでサイダーに入浴しているかのような印象的な肌触りでした。人工ではあるものの最近の炭酸浴槽の品質は目を見張る点があります。天然物と比べる事自体御門違いであり、これはこれで人工だろうが普通に気持ちがいいと感じました。
また全体的に消毒はやや控えめ、(炭酸浴槽と歩行浴槽はちょっとキツイ)、最初全く期待していなかった施設ではあったのですが、立地やその他諸々の反した好印象もあり、結果的に大変楽しめました。
1つ苦言を申し上げるなら、男性従業員の態度はかなり悪いです。見た目の印象も悪ければ、すれ違いの挨拶さえ教育されていないようです。頑張って欲しいですね。 -
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投稿日:2010年11月3日
大阪市内の源泉掛け流し水風呂銭湯(大和温泉(天王寺町北)(閉館しました))
たこさん [入浴日: 2010年11月3日 / 2時間以内]
33.0点
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44.0点
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11.0点
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0 - 点
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0 - 点
JR環状線寺田町から歩いてスグの所にある昔ながらの銭湯です。値段は410円でアメニティ無し、典型的な値段設定です。
内湯のみで銭湯にありがちな深めの主浴槽、入浴剤入りジャグジー3台、サウナ室、水風呂といったラインナップ。広さはごく普通です。洗い場にはカラン+固定シャワーあり。
これだけだと単なる銭湯であり、自分の湯巡り対象外のですが、こちらの水風呂が鉱泉であると知り本日訪問してみました。
湯船はかなり小さく2人サイズだが、結構な水量が掛け流し利用されている。無色透明で泉温は20℃くらいでしょうか。
飲泉してみるとはっきりとした鉄臭+出汁味、消毒臭はもちろん無し、これは驚きました。温泉法による定義外(湧出温度が低い上に溶解物質が少ない)為天然温泉と銘打てないと思われますが、やみくもに加工された天然温泉とは比にならないほど新鮮で上質なものでした。ただし水風呂は水風呂の為一般的には驚愕の事実とはならないでしょう。
立地場所がお世辞にも治安の良い場所とは言い難いためか、客層も個性ある方が多いです。湯船で奇声をあげ続ける若い男性客がいましたが、浴室内は常連の方ばかりで皆気にされていない様子でした。
大阪市内で生きた源泉を味わえる事が出来る貴重な銭湯なので、近隣であれば一度は訪問される事をお勧めします。 -
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投稿日:2010年11月3日
関西には珍しいワンランク上の施設だが・・(神戸ハーバーランド温泉 万葉倶楽部)
たこさん [入浴日: 2010年11月1日 / 5時間以内]
33.0点
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11.0点
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44.0点
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JR神戸駅から歩いて3分のビジネス街にある宿泊が出来る多目的温浴施設です。
以前こちらのビルは完全なオフィスビルで、個人的にも仕事で何度も訪れているのだが、オーナーさんがオフィスを丸ごと隣のハーバーランドセンタービルに移設し万葉倶楽部に変化を遂げました。
ビルの7Fから16Fがまるまる万葉倶楽部に変化、何度も通ったオフィスビルなだけにちょっと違和感がありましたが、ロビーに向かうとごく普通の高級スーパー銭湯といった感じでした。
万葉系列初?の関西進出という事で関西ではほとんど馴染みがないですが、滋賀の永源寺温泉 八風の湯のような感じ。ベーシックな入浴料が2400円で原則24時間営業の健康ランド方式。
一時間、入浴のみで1200円コースもありますが、1時間では少々物足りないと思います。
流行の岩盤浴、リラックスルーム等も完備、宿泊施設付、目玉は屋上にある展望足湯です。さすがにこれは絶景でした。
高層ビルの施設の為原則半露天の内湯エリアのみ。ただし設備は豪華絢爛、特に湯船は今までの中でもトップクラスのハイソなもの。
洗い場も仕切と三面鏡付きでアメニティ類も大変充実しています。タオル類も使い放題です。
湯は白浜温泉からのローリー湯、ナトリウム-塩化物泉のローリーは珍しい。ただし消毒がかなり強くこの泉質が生み出す独特の嫌~な香りがしました。塩化物泉を循環するとどうしてもこの種の臭いが気になります。何故白浜の湯を選んだのだろうか。ツルヌルのタートル温泉のようなもののほうが一般受けすると思いますが。
人工炭酸泉浴槽があり、泡付きはなかなかのものでした。ただし循環方式に問題があり湯船の端に垢が溜まって浮いています。
こちらは白湯の消毒あり湯船で、温泉の湯船と全く臭いが異なり、皮肉なことに消毒湯船の臭いの違いで温泉を感じることが出来ました。
またジェットバスのような寝湯が非常に残念、寝ると耳元から超音波のような水流音が凄まじく耳を攻撃し、とてもじゃないがリラックスできません、この点は要改善かと思います。
平日の夜、仕事帰りの訪問でしたが、オープン間もない施設にしては大変空いていましたので、結果的にはリラックスできました。駅から近いですし宿泊も出来ますし、便利は便利です。スパワールドなんかよりは抜群に治安も宜しいかと思います。 -
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三重・湯ノ山温泉街から朝明渓谷へ向かう道中にあるちょっと変わった施設です。ほとんどPRされている様子も無ければ、直近まで案内標識なども無い。場所が場所なだけに知る人ぞ知る施設といった感じです。
最初は片側1車線と2車線が交錯した道ですが、敷地内に入ってから湯小屋までは山の工事現場のような完全なダート道。車高の低い車の方は下に止めて歩いたほうが無難でしょう。
施設に入ると非常に気さくで感じのよいオーナーが出迎えてくれました。また多数の人がロビーで食事を楽しんでいました。
日帰り600円。金土日月の変則営業。6人程度が入れる湯船1つ+洗い場4つ+露天風呂は無い変わりに露天に休憩スペースあり。鍵付きロッカーはあります。
肝心の湯質は弱アルカリ性の弱放射能冷鉱泉で加温(40℃)、循環、塩素消毒付き。ただし実際に入浴すると全く消毒臭は感じませんでした。放射能泉でもあり、入浴直後は白湯と大差ありませんが、泉温の割にやたら温まり最後にどっと疲れが出てくるラドン泉特有の浴感があります。
雨模様の本日、浴室からは朝明渓谷の幽玄な水墨画のような景色を見ながらしばし湯治。雰囲気がとても良い。
掛け流しにこだわらなくとも、心で何かを感じる事が出来た、そんな粋な施設。お勧めの穴場です。