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投稿日:2019年2月22日
小浜温泉の激渋共同浴場 (小浜温泉 脇浜共同浴場)
きくりんさん [入浴日: 2018年4月12日 / 2時間以内]
55.0点
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小浜温泉の新町通りから少し入った高い所に建つ、昭和12年(1937年)に開業した木造湯屋の共同浴場。通称「おたっしゃん湯」と呼ばれているのは、創業者の奥さんの姉妹の「タツさん」に由来するのだとか。そのレトロな外観は「長崎県まちづくり景観資産」に、また温泉の素晴らしさから「九州温泉道」の対象施設にもなっています。平日のお昼頃、利用してみました。
入浴料150円は券売機で。番台の右側が男湯です。漢数字で番号が書かれた木製ロッカーに、思わずワオと声が出ちゃいます。ドライヤーなしですが、ノスタルジックなマッサージ機や、畳の小上がりあり。「浴客心得」や「本鉱泉医治効用」など、古い看板にも目が釘付けです。
湯気抜きのある高い天井の浴室に入ると、奥に4人分のシャワー付カラン(うち2つはシャワーなし)がある洗い場。共同浴場なので、石鹸などのアメニティはありません。
中央に6人サイズのタイル張り石枠内湯が縦に2つ連なり、どちらもうっすら濁った透明のナトリウムー塩化物温泉(源泉名: 小浜温泉)が、源泉かけ流しにされています。泉温94.8℃を、手前は42℃位、奥は43℃位で供給。状況に応じて、お客さんの加水もあるようです。PH8.0で、肌がスベスベする浴感。湯口に飲泉コップが置かれ、口に含むと微硫化水素臭がして旨じょっぱい。常時2~3人という空いている状況で、地元の人に混じってまったりと湯浴みできました。
主な成分: リチウムイオン3.9mg、ナトリウムイオン2455mg、アンモニウムイオン4.1mg、マグネシウムイオン151.3mg、カルシウムイオン152.1mg、ストロンチウムイオン2.1mg、マンガンイオン1.0mg、鉄(II)イオン0.3mg、フッ化物イオン0.8mg、塩化物イオン4622mg、臭化物イオン15.2mg、ヨウ化物イオン0.5mg、チオ硫酸イオン1.1mg、硫酸イオン388.5mg、炭酸水素イオン197.7mg、炭酸イオン6.6mg、メタケイ酸305.1mg、メタホウ酸62.6mg、総成分量8.673g
※なお、分析書は平成28年のものに更新されていました。19人が参考にしています
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