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西大路通りの円町交差点の1つ北を東に入りまして数百メートル進むと左手に見えてくる銭湯さんです。建物の横と裏手に10台以上の駐車場があります。外観は札幌の時計台のようです。フロント式で明るいロビー、ドリンク冷蔵庫あり。脱衣所は普通サイズでロッカーはプラスチック籠を入れるタイプ。こちらはドリンク自販機です。
お風呂はそれほどの広さはないと思いますが、色々と取り揃えてあります。まず入ってすぐ右に全身シャワー(シャワービックス)、すぐ左は入浴剤風呂。中から奥にかけては左サイドが電気、寝浴バイブラ、座浴ジェット×3、サウナと続きまして右サイドは立浴ジェット(強め)、浅風呂(一部バイブラ)です。露天は温浴槽と地下水かけ流しの水風呂の2つ。湯のコンディションはすこぶる良くて、甘口の塩素臭少ない肌に優しい湯です。地下105mからくみ上げているとかで、もともと京都の地下水のよさは定評があるところですし、管理と言いますか使い方に誤りがなければいい状態で入れるのがありがたいですね。
そしてここの特徴は何と言っても、浴室最奥の露天に通じるスペースに見事なインコ部屋があること。もちろん浴室とは空間的には隔離されているのですが、男湯女湯の境界壁のつきあたりのところに2m×4mほどのガラス張りの部屋がありまして、ここに数十羽のインコが飼われています。巣箱もエライ数ですし、止まり木なんかもありまして、それはそれは見事なインコの楽園。そして床を見ますと、甲羅の長さが70cmほどある茶色の亀が歩いています。脱衣所なんかにペットを飼っているところは時々見かけますが、浴室にしかもこれほどの規模は他に心当たりがありませんね。このインコを見ながら時の経つのを忘れて浅風呂でボケーっとしていましたが、こんな癒しもあるのかなと思った次第です。子供さんとか喜ぶことでしょう。1人が参考にしています