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持世寺温泉に佇む、鄙びた湯処。看板がなく、ナビで設定してないと通り過ぎます。日曜日の午前中、寄ってみました。
以前は宿泊もされていたようですが、現在は日帰り入浴のみの営業。入浴料495円は、湯小屋の右手前の受付で払います。玄関を入ると、すぐ男湯。棚に籠だけ並ぶ、簡素な脱衣場。浴室に入ると、洗い場にはシャンプー類なし。昔風のカランが、3人分あります。
内湯は2つ。右側には、8人サイズのタイル張り浴槽があり、うっすら青みがかった透明の単純弱放射能温泉(源泉名: 杉野泉)が満ちています。泉温26.4℃を、44℃強位に加温。地下2mから、毎分136.8L自噴しているのだとか。PH7.8で、肌がツルツルする浴感ですが、熱いのでゆっくり浸かっている余裕はありません。
隣に、6人サイズのタイル張り石枠浴槽。こちらは、源泉かけ流し。浴槽が深いので、縁に手をかけ、腰を伸ばすような格好で入浴する人が何人かいました。飲泉できるので、口に含むとほんのり玉子味。湯温は28℃位。十分クールダウンしたら、また加温浴槽へ。不思議と2回目は、そんなに熱く感じません。この繰り返しが、けっこうクセになる。先客が上がられた後、貸切状態で楽しめました。
ラドン88.26×10-10(Ci/kg)
主な成分: ナトリウムイオン52.4mg 塩素イオン33.83mg 炭酸水素イオン87.17mg 成分総計0.262g32人が参考にしています